【インタビュー】グレース・ヴァンダーウォール「新しいスタートを切ったって感じがしているの」

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Photo by Kaori Suzuki

──『America’s Got Talent』で優勝したことで人生、生活が大きく変化したわけですが、その結果、最も良かった、嬉しかったと思うこと、逆に嫌だった、大変だったことはなんでしょう?

グレース・ヴァンダーウォール:一番良かったのは、今の私が最高にハッピーなこと。正直言って、こうして音楽を作ってツアーをする以外の私の人生は想像できないもの。それにこの活動のおかげで、今の私が形成されたと思う。悪い面は……、ないわね。だって、私が大好きなことをやってお金を稼いでるんだもの。私はずっとノーマルなティーンエイジャーの人生には適合してなくて、これが私にとって最適な人生なの。一つだけ大変なことがあるとしたら、それによって生じるストレスかな。私はすごく落ち着いた人間だから、そう簡単にはストレスを感じないんだけど。でも、人間って自分がいる環境を反映するものでしょう。だから、周りで何かが起こったら、その環境が私に悪影響を与える可能性はあるし、私が悪影響を受けたら、私の環境にも問題が出てくるかもしれないとは思う。

──ティーンエイジャーの時期は、精神的にも身体的にも成長や変化が著しい上、キャリアを積んできたことで、1stアルバムをリリース以降、自身の声やパフォーマンス、自己表現の仕方、さらには音楽の好みなどに変化を感じますか?

グレース・ヴァンダーウォール:その全てが、劇的に変化したわ。クレイジーよ。今は自分を表現するのがすごく上手くなったと思う。前よりずっと正直になってる。だから私は昔より良くなったけど、まだ伸び代はあると思ってる。でも、全てが向上しているのよ(笑)。

Photo by Kaori Suzuki

──来年は映画『Stargirl』の公開が控えていますね。この作品が女優デビューになるのでしょうか? 

グレース・ヴァンダーウォール:そうよ。

──今後、本格的に女優活動をスタートする予定ですか?

グレース・ヴァンダーウォール:もっとやるかもしれないわ。『Stargirl』で演じるのがものすごく楽しかったから、機会があったら女優活動も楽しいだろうなって思う。

──『Stargirl』はどんな映画なのでしょう? そして主役のあなたの役柄は?

グレース・ヴァンダーウォール:高校生活を楽しんでいる女の子が、大人になる過程を描いた映画なの。私が演じたスターガールは、もともとホームスクーリングをしていて、同級生たちからの批判とかを体験したことがなかったの。だから、彼女は本当に本当にありのままで、怖いもの知らずだった。そんな彼女が学校に戻ることを決めて、想像できるだろうけど、人々が彼女と対立するの。この映画は本が基になっているのよ。とてもいい本で、映画はその本にきちんと沿った作品になっていると思うわ。

──演技することには前から興味があったのですか? 

グレース・ヴァンダーウォール:小さい頃、ちょっと女優になりたいと思ったことはある。でも、その道を探求したいとは一度も思わなかった。だから、なんていうか、うん、興味はなかったわね(笑)。

──楽しかった点、チャレンジだった点は?

グレース・ヴァンダーウォール:一番楽しめたことは、共演者達との時間だと思うわ。まるでサマー・キャンプみたいだったの。それに全員が才能がある上に優しくて、私を受け入れてくれた。一番難しかったのは、多分、自分で全然コントロールができないことね。音楽も同じようにクリエイティブな作業だけど、音楽は私が全てをコントロールできる。サウンド全てをコントロールできるわ。だから、人々に聴かせる曲は、私が作りたいと思った通りの形になっているの。でも、映画は私にはコントロールはできない。だから私はベストを尽くしただけなの。映画は例えて言うと、私が曲を歌って、その場を立ち去って、他の誰かが曲を作っているような感じなのよ。だから、私にとってその部分はかなりチャレンジだったわ。

──音楽、映画のほかに、この先、挑戦してみたいと思うことは?

グレース・ヴァンダーウォール:すごく一杯あるわ。私は、様々なことができる素晴らしいポジションにいる気がしてるの。だから、とにかくなんでもやりたいことをやって、楽しみたいと思ってる。

Photo by Kaori Suzuki

──あなたはまだ15歳ですが、すでに大きな変化があり、普通の15歳には起きないような出来事をたくさん経験しています。あなたの人生を本に例えたら、今いるのは、人生のどんなチャプターだと思いますか? そして次のチャプターはどんなものにしたいですか?

グレース・ヴァンダーウォール:すごくいい質問ね。正直言って、今の私は第2章にいると思うわ。私は今、完全に、また新しいスタートを切ったって感じがしているの。それは素晴らしいことなんだけど、同時にものすごく大変でもあるわ。私は今、本の始まりの部分にいると思う。そう願うわ。でも、気づかないうちに最終章に突入して、全然成功しないで、学校に戻って大学進学のこととか考えなきゃならなくなってる可能性もあるわね(笑)。

──来日から早くも2年が経ち、日本のファンはまたすぐにでもあなたに会いたいと待ち望んでいます。前回の来日で印象深かったことは?

グレース・ヴァンダーウォール:全てが印象深かったわ。素晴らしく美味しい料理も、日本のビルも、風景も、ファッションも、日本の人達も、全て覚えてる。仕事をしていた時のことも、取材を受けた時のことも、テレビ番組に出たことも、読書したことも、パフォーマンスしたことも、全てをはっきり覚えてる。また日本に行くのが待ち遠しいわ。

──最後に日本のファンへメッセージをお願いします。

グレース・ヴァンダーウォール:こんにちは、私のことを応援してくれて、私の音楽を聴いてくれて、ずっと私の活動を支えてくれて、本当にありがとう。あなた達のことが大好きよ。またあなた達に会う日が待ちきれないわ。だからできるだけ早く、日本に戻れるといいな。

Photo by Kaori Suzuki

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グレースの新作『レターズ ヴォリューム1』は11月22日(金)にリリースされる。

Ako Suzuki

ニュー・シングル「アイ・ドント・ライク・ユー」

2019年10月18日(金)配信開始
再生/購入リンク:
https://lnk.to/IDLYGrace

ミニ・アルバム『レターズ ヴォリューム1』

2019年11月22日(金)配信開始
※CDは年内発売予定

収録曲
1. イントロ(グッチ・シューズ)
2. ポーザー
3. アイ・ドント・ライク・ユー
4. ユアー・ソー・ビューティフル
5. ウェイスト・マイ・タイム
6. ザ・シティ

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