ハイウェイを閉鎖し、ボン・スコット追悼公演開催。少年ナイフも出演

<パース・フェスティバル 2020>の最終日(3月1日)、ボン・スコットが亡くなって40年が経つのを記念し、オーストラリア・パース地域のハイウェイで、彼を追悼する大規模なイベント<Highway To Hell>が開かれた。
◆イベントの様子
アップルクロスのカニング・ブリッジからフリーマントルのレインボー(・シー・コンテナ)までの全長10キロのハイウェイが閉鎖され、AC/DCの曲をパフォーマンスするミュージシャンを乗せた平床式トラック8台が走行した。
フィンランドのブルーグラス・バンドSteve 'n' Seagulls、日本の少年ナイフ、Amyl And The Sniffers、The Pigram Brothers、Dom Mariani with the Tommyhawksなど8バンドが出演し、10万以上(一説では15万)の人々が観に訪れたという。
バンドのパフォーマンス前にはエア・ギター集会が開かれ、3,722人が「Highway To Hell」に合わせエア・プレイした。この数は世界新記録になるそうだ。
少年ナイフのメンバーは「長い1日でした。2時間半ずっとAC/DC やりきったぜ! 皆んなありがとうーー!」「めっちゃめちゃたのしかった」「パースフェスティバルのハイウェイトゥヘルに来てくださった方々、ありがとう!そして、世界各地から応援もありがとうございました」と、ツイートしている。
ボン・スコットは1980年2月19日、急性アルコール中毒により33歳の若さでこの世を去った。
Ako Suzuki
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