グーテフォルクとして活動するHirono Nishiyama (西山豊乃）が、20年ぶりに新作シングル「Funé」リリース 旧譜も同時配信スタート

グーテフォルクとして活動する西山豊乃が、Hirono Nishiyamaとして20年ぶりに新作をリリースする。さらに、廃盤となっていた過去作のサブスクリプションが開放されることとなった。

活動再開第一弾となる「Funé (舟)」は、電子音を一切使わずに全編が生楽器で編成。コントラバス、ギター、サックスや、タンプーラ、ハルモニウムなどのインド楽器が掛け合いながら展開し、Hirono Nishiyamaのささやくようなヴォイスがオノマトペ(造語)による歌詞をゆるやかに紡いでゆく。グーテフォルクのカラフルな世界観とはひときわトーンの違う、こころの内側へ向かっていくような１曲だ。同名義による未発表曲や新作の発表を今後予定しているという。

このリリースと合わせて、Hirono Nishiyamaの原点ともいえる「ゆらゆらゆれる」をはじめとする過去作のリマスター音源の配信もスタートする。1999年デビュー当時に、竹村延和、コーネリアス、細野晴臣らが絶賛した美しくも猟奇的な初々しい原石の輝きを、この機会にぜひ。

●コメント
お仕事の大半の作業がリモートに移り変わって、時間に余裕ができたおかげだと思うのですが、「あれもやりたいこれもやりたい」という衝動がどんどん出てきている今日この頃です。
ときどき自分の中で「よくわからないけど、こんなの作っちゃった」みたいな時があって。今回のリリースをきっかけにそういう、グーテフォルクとはちょっと違う趣旨のことをHirono Nishiyamaとしてアウトプットしていけたらと思っています。
グーテフォルクとHirono Nishiyamaの棲み分けが、今後どう展開していくのか、わたし自身とても楽しみです。