英国ダウンロード・フェスティバル、6月に“パイロット版”を開催

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英国のハード・ロック/ヘヴィ・メタルの祭典、ダウンロード・フェスティバルは、3月、昨年に続き2021年の開催も中止すると決断したが、ライヴ・イベントの安全な開催再開を目指し、英政府が行っている研究プログラム<Events Research Programme>に参加し、観客数を抑えた“パイロット”版を開くと、5月26日発表した。

◆<DOWNLOAD PILOT>画像

<DOWNLOAD PILOT>は収容人数1万人で、6月18~20日に開催される。入場者はPCR検査などを受けなくてはならないが、会場ではモッシュやダンス、ハグすることが許され、マスク着用や社会的距離を取る必要もないという。ただ、イベント5日後にもう一度PCR検査を受け、結果を申告することが求められる。保健省内の執行機関Public Health Englandがデータを集め、夏以降のイベント開催における安全確保に役立てる。



<Events Research Programme>には、ブリット・アワーズ、FAカップ(サッカー)準決勝/決勝試合、リバプールにある映画館、ナイト・クラブ、屋外公演などが参加している。

<DOWNLOAD PILOT>の出演アーティストは今週金曜日(28日)に発表される。中止となった<DOWNLOAD 2021>では、キッス、ビッフィ・クライロ、システム・オブ・ア・ダウンがヘッドライナーの予定だった。

Ako Suzuki

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