トッド・ラングレン、ロックの殿堂式典に欠席も「何かやるよう提案されている」

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今年、ロックの殿堂入りするトッド・ラングレンだが、セレモニーが開かれる10月30日はツアー中で出席できないため、公演先から何かやるよう提案されているという。

◆トッド・ラングレン画像

ラングレンはその夜、ロックの殿堂のセレモニーが開催されるオハイオ州クリーブランドから同じ州ではあるが車で4時間ほど離れたシンシナティで公演を予定している。

ラングレンは『Ultimate Classic Rock』のインタビューで、ファンのためには何かやりたいが、どうなるか、まだわからないと話した。「わからないな。彼らとは行ったり来たり、やるやらないを繰り返してる。僕とRock & Roll Hall of Fameとの関係は、ご存じの通り、良好とは言えない。僕がいる会場からライヴで何かやってほしいとの提案があった。公演を中断し、アワードに感謝、何よりもファンに感謝しようと思う。あれは彼らのためだからね」

「これ(殿堂)を望んでいたのは彼らだ。そして、彼らは今それを手に入れた。だから、僕というより彼らのためのお祝いだ。僕は本当にそれをしたいと思ってる。でも、Hall Of Fameのために何か特別なことをやるっていうのは偽善的だ」

ラングレンは、3年連続で候補に挙がったが、かねてより興味がないと意思表示してきた。殿堂入りすることが決まった際には、「ファンのことを思うと嬉しい。彼らはこれを長い間待っていた」とコメントした。

今年は、パフォーマー部門では、ティナ・ターナー、キャロル・キング、ザ・ゴーゴーズ、ジェイ・Z、フー・ファイターズ、トッド・ラングレンが殿堂入りし、アーリー・インフルエンス賞にクラフトワーク、チャーリー・パットン、ギル・スコット・ヘロン、ミュージカル・エクセレンス賞にLL・クール・J、ビリー・プレストン、ランディ・ローズ、アーメット・アーティガン賞にClarence Avantが選出されている。

Ako Suzuki

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