ロブ・ハルフォード、がん検診「医者の言うことを聞けばよかった。みんな、受けろ」

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Photo by Sam Erickson

前立腺がんを患ったジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード(Vo)は、医師の言うことを聞き、もっと早くがん検診を受けておけばよかったと後悔しているそうだ。「みんな、検査を受けるように」と、あらためて呼びかけた。

◆ロブ・ハルフォード画像

幸いなことに寛解に至った彼は、先週末放送/配信された米ラジオ番組『Full Metal Jackie』のインタビューでこう語った。「俺は医師たちの言うことを聞くべきだった。彼らは、“PSA(前立腺特異抗原)のレベルがちょっと高い”って言ってたんだ。俺は、それに“ツアーがあるから。終わったら検査するよ”って答えてた。だから、俺は数回、その機会を逃していたんだ。もしやってたら、もっと早く治療を受け、その治療はあれほど大変じゃなかっただろう」

「パンデミックの真っ最中だった。俺は前立腺を取り除き、2週間カテーテルだ(笑)。もちろん、放射線もあったよ。数ヶ月な。でも、ビューティフルで腕の確かな医療チームにより救われた。いまは寛解してる。だが、言っとく。みんな、血液検査をしろ。定期健診やれよ。自分に気を配れ。すごく大事なことだ。前向きに行こう」

ハルフォードはまた、がんだと診断されたとき、「なんてことだ、がんか、がんなのか」と動揺したが、「小さな子供たちががんと闘っている小児病院のCMを目にし、そんな自分を恥じた」と話している。「あれにより、“有難いことに、俺はここまで生きてきて、いまは腕のいい人たちが俺の面倒を見て、よくなるよう尽力してくれている”と、考え直させてくれた。あんな考え方した自分を本当に、本当に恥じた」

ハルフォードは世界対がんデーである2月4日、ソーシャルメディアを通じ「野郎ども、先手を打っておけ 定期的に血液検査を受けろ…」と呼びかけていた。



Ako Suzuki
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