オアシス解散時に叩き壊されたノエル・ギャラガーのギターがオークションに

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(c)Matt Crockett

2009年8月28日、ノエル&リアム・ギャラガー兄弟の間で喧嘩が勃発した際、床に叩きつけられたノエルのギターが、来月、オークションに出品される。フランス、パリ近郊で開かれた<Rock en Seine>フェスティバル出演前に起きたこの兄弟喧嘩によりオアシスはパフォーマンスを中止。バンドの解散に繋がった。

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ギターはへこみやネックが折れるなどのダメージを負ったが、その2年後、ジェフ・ベックやイギー・ポップらの楽器を取り扱ってきたPhilippe Dubreuille氏により修復されたそうだ。

オークションを主催するフランスの会社artpegesは、Gibson ES-355は1996~2011年、ノエルのお気に入りのギターで、ノエルは以前、「大抵、1960年製のGibson 355を手にする。それが、全てにおける基盤だ。俺のES-355はこれまでプレイしてきた中で最高のギターだ」と話していたと伝えている。ノエルは1996~1997年の間にES-355を2本購入しており、今回オークションに出品されるのは2本目に購入したもので、オアシスの<Dig Out Your Soul>ツアーで使用していたという。

オークションは5月17日にパリで開かれる。ギターにはノエルの署名が入った証明書が付く。詳細はartpegesの公式サイト(https://artpeges.com/)まで。

オアシス時代最後となった兄弟喧嘩の際、リアムは一度、楽屋から飛び出した後に戻ってきて、兄のお気に入りだったこのギターを床に叩きつけたと伝えられている。ただ、リアムは後にこれを否定。その反対で、ノエルが彼のギターを壊したのだと話していた。



Ako Suzuki

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