ヴィヴィアン・キャンベル「僕がディオから去ったんじゃない。僕は解雇されたんだ」

元ディオ、現デフ・レパードのギタリスト、ヴィヴィアン・キャンベルが、ロニー・ジェイムス・ディオとの関係について振り返った。
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『VintageRock.com』のインタビューで、ディオ脱退後、ロニーと和解もしくは話す機会が設けられると思っていたかとの質問に、キャンベルはこう答えた。「これははっきりしておきたいが、僕はディオを解雇されたんだ。僕から立ち去ったわけではない。都市伝説のようなもので、長年、僕がバンドを辞めたと勘違いしている人が多いが、僕はディオを離れたくなかった。ツアーの最中、解雇されたんだ」「だから、僕らが再び仕事をする機会などなかったと思ってる」
「ロニーの妻、彼のマネージャーだったウェンディは、僕のことをロニーに相応しいとは見ていなかった。彼女はいつも、僕は単なるギタリストで、替えがきくと考えていた。ロニーはもうちょっとわかっていたと思うけどね」「ウェンディが彼のキャリアをコントロールしていた限り、(ロニーと再び仕事をした可能性は)ないね」
ロニーが亡くなる前に和解する機会がなかったのを後悔しているかとの質問には、「ああ、僕ら、お互いのことについてメディアで醜いことを言ってた。それっていいことじゃない。でも、そういう状況に追いやられることはあるし、誰だって間違いはおかす。あれは残念だった」と答えた。
キャンベルは1982年、20歳のときにディオに加入。まだ若く、経験不足であり、すでに“ロック・スター”だったロニーと一緒にいるときに「居心地いいと感じたことはなかった。唯一、そう感じたのは音楽をプレイしていたときだ」という。
Ako Suzuki
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