【インタビュー】bancess、90年代を感じさせるどこか懐かしいメロディとサウンド『僕の中の君との恋の話』

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今泉若葉、You-A、レイリによるボーカルユニットbancess。届きそうで届かない一方通行な想いや喪失感などを歌った歌詞、90年代を感じさせるどこか懐かしいメロディとサウンド。彼女たちの2年間を詰め込んだ1stデジタルEPアルバム『僕の中の君との恋の話』が配信リリースされている。自分の想いに重なる楽曲をぜひ見つけてほしい。

■恋愛模様から生まれる届きそうで届かないもどかしさを歌っています
■苦しい部分でもあるので様々な恋愛をしている人にも届くといいな


──アルバム『僕の中の君との恋の話』を聴いて、歌唱力が高く、コーラスも美しい印象を受けたのですが、このユニットの強みを教えてください。

今泉:私が作詞を担当しているのですが、私的には歌詞で世界観を作り上げたいと思うので、歌詞は強みにしていきたいと思っています。

You-A:今泉が低音、私が中音、レイリが高音を得意にしているので、それぞれの得意なところを生かして歌えるところが、私たちの強みだと思っています。

レイリ:得意な音域が違うところもそうですけど、個々の性格が本当にバラバラで(笑)。ライブでは歌詞の世界観を歌っているんですけど、お話しする機会があれば、それぞれのキャラクター性も出るのかなって思っています。


──では、1stデジタルEPアルバム『僕の中の君との恋の話』の話に行きましょう。まずはこのEPアルバムのコンセプトを教えてください。

今泉:私たち普段は、人生において主役になれない脇役的存在“bad princess”から、略してbancessとして活動をしているんですけど、少しでも希望を見せてしまったら違うのかなと思っているんです。なので衣装も明るい色を使わずに黒でまとめていたり、キラキラ感を見せないというのは活動する上で意識しています。リード曲の「僕の中の君との恋の話」は、人によって叶わない恋をしていたり、別れてしまった元恋人に気持ちが残っていたり、テレビの中で好きな人とか、さまざまな恋愛模様から生まれる届きそうで届かないもどかしさを歌っているんです。それが恋愛の面白さかもしれないけど、私はそこが苦しい部分でもあると思うので、どの種類の恋愛をしている人にも刺さればいいなと思って、歌詞を書いていました。

レイリ:今回のアルバムには、そういう恋愛の歌が入っているんです。


▲You-A

──完成したアルバムを聴いて、どんな作品だと思いましたか?

レイリ:アルバムのために作った曲のデモを聴いたときトップノートが「高い!」と思っていたんですけど、そこは努力して歌えるようになりました(笑)。私は(今泉)若葉の歌詞が好きなので、どこからそのワード生まれたんだろう!っていう歌詞が、1曲に必ずあるのは良いなと思いました。ありふれていないところが良いんですよね。

You-A:アルバムを聴いたときに、一番最初にリリースした「bad princess」という曲から新曲まで、私たちの2年間が詰まっていると思いました。それぞれの曲に思い入れがあるので感慨深かったです。声も成長したし、実力も少しは上がっているのかな?と思うので、それを感じていただけたら嬉しいです。


▲レイリ

今泉:最初は詞先で作っていて、今回のアルバムのために書いた3曲(「僕の中の君との恋の話」「あの日の夜の君の背中」「愛して求めた」)は、メロ先でやっているんです。歌詞を先に書くと、ワンフレーズが結構長くなることがあるんですけど、新曲は、本当はこう言いたいのに、もっと短くしないといけないというのが多くて、難しかったです。でも、作ってくれた和田春さんが6曲とも私たちのユニットのコンセプトを理解して曲を書いてくれているので、私が想像している以上のものができていると思いました。和田さんと私たちのイメージにズレがないので、とても嬉しいなと思っています。


▲今泉若葉

──切なくなる曲調がいいですよね。

今泉:やっぱり恋愛の歌詞なので、私たちが歌で寄り添えたら一番いいと思うし、妥協がまったくないと自信を持って言えるアルバムになったので、それが皆さんに届いていたらいいなと思います。

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