【レポート】<氣志團万博2022>初日、放送直前に振り返る「3年ぶりの現地開催、叶いました!」

ツイート
no_ad_aritcle

<氣志團万博2022 〜房総魂〜>が9月17日から19日の3日間、千葉・袖ケ浦海浜公園で開催された。2003年にスタートし、2012年からフェス形式で開催されている<氣志團万博>は2022年、10周年10回目の節目となった。袖ケ浦海浜公園にて有観客の形で実施されたのは3年ぶり。

◆<氣志團万博2022> 画像

WOWOWでは11月から12月にかけて、<氣志團万博2022 〜房総魂〜>3日間の模様がのべ18時間にわたって放送/配信される。この放送を前に、<氣志團万博 2022>初日公演の模様を振り返るレポートをお届けしたい。

秋の台風シーズンという季節がら、雨に見舞われることも少なくない<氣志團万博>だが、2022年初日は朝から好天。例年通りYASSAI STAGEとMOSSAI STAGEの2ステージ制で行われる同フェスは、午前8時に開場、午前10時より開演となる。開演時間前から入場ゲート付近に位置するMOSSAI STAGEを盛り上げるのがWELCOME ACTだ。

【ニューロティカ(WELCOME ACT)】






▲撮影◎釘野孝宏 / MOSSAI STAGE

3年ぶりに開催となった<氣志團万博2022 〜房総魂〜>初日。その口火を切ったのが、午前9時20分のMOSSAI STAGEにWELCOME ACTとして登場したニューロティカだ。パンキッシュな演奏と強靱な足腰をバネにステージ上を走り、朝イチから集まったオーディエンスをガンガン焚きつけていく。

セットリスト後半では、「この想い、天まで届け!」とあっちゃん(Vo)が叫び、「ア・イ・キ・タ」をプレイ。すると、あっちゃんはステージ上を這いずり回り、カタル(B)はステージ上で終始クルクル回転しながら演奏に没頭し、華のあるアクションでも惹きつけた。

「<氣志團万博>に呼んでいただき、ありがとうございます! これからも一緒にバカやりましょう!」と氣志團に向かって呼びかけて、最後に演奏されたナンバーは「永遠ピエロ」だった。余力を残さず、ラスト1秒までフルトロットルで駆け抜けるパワフルさにただただ圧倒された。まさに目が覚めるような気迫のパフォーマンス。身も心も熱く焦がされた。

【松平健(OPENING CEREMONY ACT)】





▲撮影◎上山陽介 / YASSAI STAGE

2003年に氣志團単独大型野外GIGとして初開催された<氣志團万博>は、2012年から千葉県袖ケ浦市袖ヶ浦海浜公園で開催されるロックフェス形式となり、同地での初開催から2022年で10周年を迎えた。2020年は新型コロナウイルスの影響を受けて初のオンライン開催、2021年はWOWOWオンエアフェスとして過去の名場面を放送する<氣志團万博 2021 ~ひとりぼっちの暴走 in 房総~>という形で実施。有観客での開催は3年ぶり。豪華絢爛なアーティストが袖ケ浦海浜公園に集結する<氣志團万博 2022 〜房総魂〜>は3DAYS開催となる。

MOSSAI STAGEにWELCOME ACTとして登場したニューロティカに続いて、2022年の<氣志團万博>幕開けを告げるべく、YASSAI STAGEのOPENING CEREMONY ACTとして登場したのが、我らが暴れん坊将軍・マツケンこと松平健だ。

「OPENING CEREMONY ACT、松平健」というアナウンスの直後に会場に響き渡ったのは、「マツケンサンバ II」のイントロ。すると男女のダンサーたちが賑やかに踊り出し、センターステージからマツケンがせり上がって登場した。お馴染みのキンキラキンのド派手な着物が、午前10時のまだ眠たい目を一気に覚ましてくれる。陽気なリズムに乗って“オーレーオーレー”と歌うマツケンに合わせ、老若男女のお客さんたちが楽しそうに手拍子。オープニングにして早くも多幸感たっぷりな空間を作り上げたマツケンが、「ただいまより、<氣志團万博2022 〜房総魂〜>の開会を宣言いたします! 出演者代表、松平健!」と高らかに告げた。いよいよ灼熱の3日間の開幕だ。

【氣志團】







▲撮影◎上山陽介 / YASSAI STAGE

ラモーンズの代表曲「Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?」に乗せて初日の出演者がLEDビジョン上で紹介される。映像に氣志團・團長の綾小路 翔が映し出されると、「直接会わないと伝わらないことがあるって思い知った2年半だった」と、コロナ禍での心境を明かした。そして「ここからが、ピリオドの向こう側」という言葉が胸アツだ。続いて、鳴り響くSE「BE MY BABY」にオーディエンスが沸き立ち、メンバーが1人1人ステージに姿を現す。“房総魂”と描かれた團長の左腕の赤い腕章がスクリーンに映し出される中、3年ぶりの<氣志團万博>本編1曲目にセレクトされたナンバーは「房総魂」だった。

重厚なリズムが、このフェスに懸ける彼らの強い意志を感じさせて、こちらも背筋が伸びるよう。間奏で團長が第一声。「よく来たな! 会いたかったぜ! 俺たちの街に来てくれてありがとう!」と感謝を伝えると、西園寺 瞳(G)と星 グランマニエ(G)がユニゾンによるタッピングソロをキメて興奮に拍車をかける。フラッグを掲げたダンサーが登場した「NIGHT THE KNIGHTS」では、ヘヴィなマイナーサウンドの中から團長が激しくアジテーション。ここ数年の溜まりに溜まったフラストレーションをぶつけるような序盤のパフォーマンスだった。

「3年ぶりの現地開催、叶いました! みんなただいま。そしてみんなおかえり。よく帰ってきてくれたな!」と歓喜の声を投げかける團長に拍手で応えるオーディエンス。「朝イチからおまえらを連れていくぜ! どこへ? 決まってんだろ、ピリオドの向こうへ!」とセリフをキメて「One Night Carnival」へ。ここ房総で、有観客にて3年ぶりに歌われる「One Night Carnival」は感動的ですらある。後半のブレイク時の團長のMCもまた泣かせるものだった。

「いつもはここで、この後にサビを大合唱する時間。俺はGIGの中でも一番好きなシーンがここでした。でもこの2年半、このシーンで一切声を聴いていません」と語った團長に、KISSES(氣志團ファンの総称)はステージに向けて指でハートマークを作り、團長のメッセージに耳を傾けた。

「今、欧米では誰もマスクをしていない。海外のフェスをオンラインで見たら、俺たちが知ってるあのときのフェスのまんまだよ。観てたら泣けてくる。でも俺は、その中で一番硬いガイドラインを選びました。正直、みんなの中には“何が氣志團だ、ツッパリだ、ロックンローラーだ”って思ってしまう人もいると思う。だけど俺、今年の春からいろんなフェスを見てきた。そうしたら、各地の音楽好きたちが、自分たちが大好きなフェスを取り戻すために、えらい苦労して頑張ってて。それを見たら、俺にも役割があるんじゃねえのかなって。彼らが今、“フェスは怖いところじゃないよ、安全だよ。みんなでルールを守れば、音楽で楽しく過ごせる場所だよ”っていうことを一生懸命やってて、そのバトンを次のフェスに回してる。それが今、俺らのところに回ってきた。夏フェスの中でアンカーだし、秋フェスの中で第一走者だから、ここが重要だと思ってる。みんなにもいろんな考え方があると思うけど、ここはやっぱり日本だし、良くも悪くも島国だから、おいそれと欧米と一緒にはならないと思ってる。でも、俺たちの力で見せてやろうぜ。世界に比べたら遅れてるかもしれないけど、来年絶対取り戻すために。みんなでこのバトンを大切に繋いで」──綾小路 翔

感極まったような声で團長が語ると、会場からの大きな拍手がその言葉を後押しした。「ごめんな、大きな声で歌わせてやれなくて。ごめんな、モッシュとかダイブで騒げなくて。本当ごめん。でも来年、全員のことハグするから、マジで! そういう意味で<氣志團万博>3日間、優勝させようぜ! 俺たちはいつだって、おまえらに……“恋しているのさ〜”」と「One Night Carnival」サビの続きを歌い上げた。「さあみんな、これからは超人しか出てこねえから。最後まで楽しんでくれよな!」と、ラストナンバーの「鉄のハート」へ。文字通り挫けない心を体現して、力強く<氣志團万博2022 〜房総魂〜>のトップバッターを務めた。

【ヤバイTシャツ屋さん】





▲撮影◎青木カズロー / MOSSAI STAGE

LEDビジョンに映し出された紹介映像にて、「新しいロックの定義を作る世代」と團長が語ったヤバイTシャツ屋さんは、WELCOME ACTのニューロティカに続いてMOSSAI STAGEに登場。いきなり無類のアゲアゲ曲「あつまれ!パーティーピーポー」を見舞い、凄まじい一体感を作り上げる。

怒涛のパンクチューン「無線LANばり便利」においても、こやまたくや(Vo, G)としばたありぼぼ(Vo, B)による男女ツインヴォーカルとそのハーモニーが際立ち、その後はバンドの独壇場と化していく。中盤、「みんなスマホのライト点けてくれ!」とこやまが叫び、「朝、やるやつちゃうやん!」としばたがツッコミを入れるなど、観客の笑いを誘う手腕もさすが。

そして「この夏の最新楽曲」と前置きして、バンド初の夏ソング「ちらばれ! サマーピーポー」をプレイ。夏フェス仕様のキャッチーな曲調に観客も大騒ぎ。もり もりもと(Dr, Cho)のリズムも最高だ。ラスト曲「ハッピーウェディング前ソング」ではヤバTなりのピリオドの向こう側へと一人残らず連れ去った。

【木梨憲武】





▲撮影◎釘野孝宏 / YASSAI STAGE

YASSAI STAGEトップバッターの氣志團に続いたのは、木梨憲武。<氣志團万博2019 〜房総ロックンロール最高びんびん物語〜>以来、3年ぶりの出演となる。LEDビジョンに映し出された紹介映像では、「制御不能。想像の範疇にいない人」と團長すら戸惑わせるレジェンドだが、結果から言えば、木梨憲武ソロ、とんねるず、野猿、矢島美容室の楽曲ほか、さまざまなカバー、サプライズゲストも登場など、最初から最後まで、持ち時間に楽しさを満載した最高のエンターテイメントを見せてくれた。

1曲目はなんと矢沢永吉の「⽌まらないHa〜Ha」だった。サングラス姿で“Feelin' Comes, Feelin' Comes to me”と永ちゃんばりに歌いながら煽ると、ダンサーガールズを従えてTRFの「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~」へ。さらには「One Night Carnival」のイントロに乗せて「翔やん、こっちきんさいな」と團長を呼び込み、続けて矢島美容室の「はまぐりボンバー」と「ニホンノミカタ」で共演を果たした。ここまでが約10分程度の出来事なのだから濃度が高い。團長がステージの去り際に「さっき発注来ました」とこの共演の舞台裏を語ったが、木梨憲武のフットワークの軽さが奔放で楽しいステージを作っているようだ。

しかし、ステージはまだ前半。ここからもさらなるヒットパレードが炸裂していく。「行くぞ! この曲の頃、みんないくつだったかな?」と、とんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」で会場を爆発的に盛り上げて「炎のエスカルゴ」と、とんねるずナンバーを連投。さらには野猿の「叫び」でキレのあるダンスも見せたかと思えば、その曲間で両手を広げ、「藤井フミヤ!」とこの日同じYASSAI STAGEに立つ藤井フミヤ風にポーズをキメるなど、パフォーマンスも最高だ。そしてここでサプライズゲストの登場。

「この1曲のためだけに、翔やんのために、氣志團のために、みんなのために来てくれました。中井貴一!」──木梨憲武

コラボレーションシリーズ『木梨ミュージック コネクション3』収録バラード「ジグソーパズル feat. 中井さんと木梨くん。」を中井貴一としっとり聴かせると、木梨憲武は「この翌日は中井さんの誕生日。ハッピーバースデー、中井さん!」と花束を贈呈した。めくるめくライブは、とんねるずのメッセージソング「⼀番偉い⼈へ」「情けねえ」へ。さんざん笑わせて、踊らせて、楽しませながら、終盤に泣かせる曲で胸を熱くさせる心憎いステージングはさすが。ラストの北島三郎「まつり」まで、国民的制御不能男・木梨憲武によるサービス精神全開、満足度120%のステージとなった。

【フジファブリック】





▲撮影◎上山陽介 / MOSSAI STAGE

MOSSAI STAGEの3番手は<氣志團万博>初出演となるフジファブリックだ。昨年リリースされた11thアルバム『I Love You』の冒頭を飾るファンキーなインスト「LOVE YOU」を入場SEとして、ステージに上がった山内総一郎(Vo, G)、加藤慎一(B)、金澤ダイスケ(Key)が、集まった大勢のファンの前で奏でたイントロにどよめきが起こる。1曲目に披露したのは、代表曲「若者のすべて」だった。まさに“真夏のピークが去った”この時期に聴きたい楽曲。淡々と熱さを増していく演奏がエモく、山内による間奏のスライドギターがノスタルジーを掻き立てる。

「ずっと出たかった<氣志團万博>にやっと出られました! ありがとうございます。デビュー前から気志團のみなさんには、“お世話になっている”という言葉では言い表せないぐらい、いろんな場面で救ってもらっています。気志團がいなかったら、フジファブリックというバンド自体が存在していないかもしれません」──山内総一郎

その感謝の気持ちをライブで表現したいと、「オーライ! じゃあ聴いてくれ。氣志團のカバーメドレーだ!」と團長口調でメドレーの開始を告げた。演奏されたのは「喧嘩上等」「キラキラ」「スウィンギン・ニッポン」「恋人」。曲によってキーボードとギターの押し引きを効果的に使ったアレンジが見事。氣志團の楽曲をフジファブリック色に染めていた。また、氣志團の楽曲がいかに多様な音楽性を持っているかも改めて知ることができたようだ。そしてカバーを「One Night Carnival」で締めくくった。

白熱の氣志團カバーメドレーに続いて、タイトな演奏とスタイリッシュなサウンドが際立つ「楽園」を歌うと、「自分たちの持ち時間のほとんどをカバーに捧げました。メドレーをやったんで、次が最後の曲なんですけど(笑)。また会えると信じています。これからもよろしくお願いします」──山内総一郎

というMCに笑いが起こり、会場にほっこりムードが広がった。ラストナンバーは「光あれ」。教会を思わせる荘厳なオルガンの音色にダンサブルなリズムが加わり、身体が自然に踊りだす。ギターを置いた山内はハンドマイクでオーディエンスを煽動。ディスコビートにシンフォニックなサウンド、そして高揚感のあるメロディが渾然一体となってMOSSAI STAGEを包み込み、感動的な一体感が生まれた。「あなたに光あれ!」とメッセージを送った後にメンバー紹介した山内は、その最後に「ボーカル&ギター、志村正彦!」と告げてステージを降りた。

【SiM】






▲撮影◎青木カズロー / YASSAI STAGE

ライヴ中のMC、流暢な英語で話しかけたMAH(Vo)は、「ごめんなさい! アメリカ帰りが抜けなくて…世界のSiMです!」と挨拶。その言葉に異論を挟む者はいないだろう。TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season Part 2』テーマ曲「The Rumbling」がビルボードUSチャートで6週連続1位を獲得、また、バンド初となる米国でのヘッドライン公演も行っている。

LEDビジョンに映し出された紹介映像で團長は、「グローバルスター誕生」「SiMとHYDEさんの海外サポートで忙しくなると思う」とコメントした。そんなアメリカ帰りのSiMはヘヴィかつキャッチーな「BASEBALL BAT」を轟かせた後、「世界のトップに行っても、氣志團への義理は忘れない。あの曲行くぜ!」と、「The Rumbling」を投下。すると、壮大なラウドアンセムに大勢の観客が心酔していた。

さらに新曲「Light it up」を少しお披露目し、「<氣志團万博>の皆さま、死ねー!」と叫んでラストは「KiLLiNG ME」でYASSAI STAGEを焼け野原状態にした。

【THE ORAL CIGARETTES】






▲撮影◎釘野孝宏 / MOSSAI STAGE

「フェス必勝請負人」と紹介映像で團長に絶賛されたTHE ORAL CIGARETTESは、満を持しての<氣志團万博>初登場となる。メンバー4人が特攻服に身を包みMOSSAI STAGEに降臨だ。

「最初から遊んで行こうか!」と山中拓也(Vo, G)が煽り、「5150」から客席に無数の拳が突き上がる。今日の衣装と同じく、心にヤンキー魂を宿したオーラルの攻勢ぶりは凄まじいの一言だ。攻めて攻めて攻めまくるセットリストで、観る者に片時の休憩も許さない。「BUG」でモンキーダンスを踊らせまくり、続く「カンタンナコト」では総ジャンプ大会の景色を作り上げた。

「<氣志團万博>に愛を込めて!」と声高に叫び、ラストは「狂乱 Hey Kids!!」をプレイ。海風が頬を気持ちよく撫でる中、圧巻の熱量とスケールでここに集まった観客を覆い尽くし、初登場にしてデッカイ爪痕を刻んでステージを去った。

【藤井フミヤ】





▲撮影◎上山陽介 / YASSAI STAGE

<THE GREAT ROCK'N'ROLL SEKIGAHARA 2017 ~氣志團万博 vs VAMPARK FEST~>への出演はあるものの、<氣志團万博>としては初出演となる藤井フミヤがYASSAI STAGEに姿を現した。盟友・木梨憲武が先ほどのステージで「藤井フミヤ!」と言いながら両手を広げるポーズを繰り返していたことを観ていたようで、両手を広げて「藤井フミヤ。本物(笑)」と自らやってみせるリラックスムード。「ちょっと雲がかかってきたので、涼みながら聴いてください」と語ってから歌い出したのは代表曲「TRUE LOVE」だった。綺麗なメロディと柔らかく優しい歌声が空と海に広がっていく。

「今日は翔やんの心のリクエストに応えてセットリストを考えてきました。それではまず弟を呼び出します」──藤井フミヤ

藤井尚之をステージに迎え、フミヤと尚之のユニットF-BLOODが猿岩石に提供した「白い雲のように」をセルフカバー。見事なハーモニーで聴かせた。「TRUE LOVE」「白い雲のように」という国民的ヒット曲の連打に場内が沸き立つが、これだけでは終わらない。「翔やんの心のリクエストに応えていきます」とチェッカーズのナンバーが続けて披露されていくベストヒットな選曲だ。

まずは「Jim&Janeの伝説」で華麗なステップをキメると、情感のこもったフミヤのボーカルと尚之のむせび泣くサックスがたまらない名バラード「星屑のステージ」へ。さらに、「翔やんの子供の頃の夢を叶えたいと思います」と呼び込むと、赤いチェックの学ラン姿で登場した團長は、フミヤと尚之の真ん中でチェッカーズのデビュー曲「ギザギザハートの⼦守唄」を歌う。曲が終わると「夢が叶いました!」と感無量な様子。同じように感激した同世代のファンも多かったのではないだろうか。

うっとりと聞き惚れてしまった「Another Orion」で空気を一変させて、最後は「天国に行かれた筒美先生にも届くように歌いたいと思います」と、筒美京平(2020年に逝去)作曲のポップロック「タイムマシーン」を軽快に歌い上げた。2022年7月11日に還暦を迎えたフミヤ。若々しさと大人のセクシーさを併せ持ち、常に日本エンターテイメントシーンの第一線をひた走るシンガーの歴史を感じさせるオールタイムベスト的な選曲が実に味わい深かった。

【打首獄門同好会】







▲撮影◎青木カズロー / MOSSAI STAGE

MOSSAI STAGEの中盤、14時50分から登場したのは、会長こと大澤敦史(G, Vo)、junko(B, Vo)、河本あす香(Dr, Vo)による打首獄門同好会だ。紹介映像で團長から「出演者の年功序列でいくと、junkoが松平健さんに次ぐ第2位」という衝撃の事実が明かされて、オーディエンスから笑いとリスペクトを込めた拍手喝采が。当のjunko本人はレディース風の白い衣裳で貫禄たっぷり、実にカッコいい立ち振る舞い。ベースをブンブンうならせて、ハードなシャッフルナンバー「新型コロナウイルスが憎い」からライブが始まると、オーディエンスは拳を振り上げた。

「ここでお会いするのは3年ぶりです。みなさん身体鈍ってないですか!?」との会長のひと言から始まった「筋肉マイフレンド」では、轟音に合わせてスクワットをしたり、「島国DNA」では“魚(うお) 魚(うお)”という歌詞に合わせて拳を突き上げたりと、バンドとオーディエンスの一糸乱れぬ一体感にライブで培った強固な関係性を感じさせた。

氣志團のトリビュートアルバム『All Night Carnival』へ参加した打首獄門同好会。同アルバム参加アーティスト全員が「One Night Carnival」をカバーする企画ということで、「直球じゃ適わないから、変化球にしたんだよ。そうしたら、同じぐらい変化球を投げた人がもう1人いた。木梨憲武さんなんだけど(笑)、今日のライブではやってなかったな。だからある意味、俺たちの独壇場じゃね!?」と、「One Night Carnival」のカバーを披露。あの印象的なイントロフレーズをガシガシとヘヴィに刻み、歌は音頭調、さらにセリフはjunkoによる英語のスピーチという、本当に変化球だらけの「One Night Carnival」に圧倒された。

「“これひょっとして、YASSAIあるんじゃね?”と思ってた」と、氣志團トリビュート作品に参加したことで、2022年はYASSAI STAGE出演の可能性を感じていたものの、そうはならなかったことを愚痴る会長だが、「今年も俺たちはMOSSAI STAGEを守る。つまり、次の守護神になる。守護神から卒業すると向こうに行けるということは、岡崎体育が証明した。だから俺たちはまずMOSSAI STAGEの守護神を目指す!」と、<氣志團万博2022>2日目にYASSAI STAGEへと昇格した岡崎体育に代わり、守護神となることを宣言して、オーディエンスからの力強い支持を得た。

ラストのライブアンセム「日本の米は世界一」を演奏する前、会長は「俺は氣志團の翔やんの話を聞いて、もう心に決めたことがある。俺も翔やんと一緒に、新しく、そして元の音楽シーンを取り戻すために戦っていきます! よろしくお願いします!」と、YASSAI STAGEで團長が伝えたメッセージと重ねる言葉を残した。ユーモアたっぷりな中にも音楽に対する真摯な姿勢を感じさせるライブだった。

【Dragon Ash】








▲撮影◎釘野孝宏 / YASSAI STAGE

紹介映像で「ツンデレ神龍」と團長に命名されたDragon Ashは、2020年のオンライン開催<氣志團万博 2020 ~家でYEAH!!~>にも出演するなど、2017年以降、毎回出演している常連アーティストのひとつ。Kj(Vo, G)は開口一番、「ここ(袖ケ浦海浜公園)、遠い!」といきなり“ツン”をみせつけると、「Entertain」でショウはスタートした。野外に溶け込むような、伸びやかな歌声と雄大なサウンドが実に心地良かった。

中盤はヘヴィミクスチャー曲「Mix it Up」でこちらの意識を掻き回し、さらにhide with Spread Beaverの「ROCKET DIVE」、メキシコのトラディショナルソング「La Bamba」と夏フェスに似合うカバーで観客を沸かせた。

そして、「3年ぶりの<氣志團万博>、真実の音楽愛は氣志團に譲る」とちゃんと“デレ”の部分も忘れないKj。最後に、今年デビュー25周年のアニバーサリーイヤーを迎えた彼らのミクスチャーロックの神髄を叩きつけた「Fantasista」で観客を昇天させ、ショウを見事に締め括った。

【coldrain】





▲撮影◎上山陽介 / MOSSAI STAGE

日本を代表するラウドロックバンドのひとつcoldrainが夕方のMOSSAI STAGEに登場。「やっちゃいましょうか!」とMasato (Vo)がかまし、「ENVY」で戦闘開始。Y.K.C (G)、Sugi(G, Cho)、R×Y×O (B, Cho)の楽器陣はステージを動き回り、躍動感漲るステージングで観客の意識を奪う。「F.T.T.T」「CUT ME」と曲が進むにつれ、場の熱気は雪だるま式に膨れ上がった。

開催予定だった<氣志團万博2020>ではYASSAI STAGEへの出演オファーを受けていたものの、<氣志團万博2022>では再びMOSSAI STAGEでやってくれないか?とお願いされたと暴露するMasato。実はcoldrain主催フェス<BLARE FEST.2020>の2ndステージに氣志團をオファーした過去があり、「サングラスの奥で(メインステージじゃなかったことを)怒っていたかもしれない。来年の<BLARE FEST.2023>、2ndステージに呼びますので!」とここで公開オファー。

仲が良いのか、バチバチなのか、そんな緊張感を燃料に変え、「PARADISE (Kill The Silence)」では爆発的なスパーク感をみせつけた。最強状態を更新し続けるラウドソルジャーっぷりに平伏した。

【布袋寅泰】












▲撮影◎中野修也 / YASSAI STAGE

<氣志團万博>5年ぶりの出演となる布袋寅泰がYASSAI STAGEに登場した。インストゥルメンタル「Battle Without Honor Or Humanity」が放たれる中、手拍子に迎えられて、鮮やかなオレンジ色の衣裳を着込んだ布袋が両手を広げてステージに上がる。幾何学模様のギターでエモーショナルなフレーズを弾きながら、センターステージに向かって花道を歩く姿は威風堂々、まさに「進撃のギタリズム」とアナウンスされた紹介映像そのままの迫力だ。

ギターを黒いテレキャスターにチェンジして、ハイパーロックチューン「バンビーナ」へ。速射砲のごとく早口なボーカルを聴かせ、ギターソロではチャック・ベリーばりのダックウォークで盛り上げた。すかさず「スリル」に雪崩れ込むなど、興奮を冷ます隙を与えないイケイケのベストヒットとも言えるセットリストだ。“俺のすべてはおまえたちのものさ” と歌詞を変えて歌う布袋に沸き立つオーディエンス。

「久しぶりの<氣志團万博>! 楽しもうぜ!」とオーディエンスに呼びかけてから始まったCOMPLEXの「BE MY BABY」 では、手拍子に乗ってリズミカルにセンターステージへ。するとその先には團長が待っていた。氣志團のライブ入場SEが同楽曲であることはファンならご存じの通り。2017年以来のコラボレーションを果たし、続く「DIVING WITH MY CAR」では氣志團の西園寺 瞳(G)と星 グランマニエ(G)が團長に呼び込まれて、布袋とのステージ共演が実現した。同曲は、ゲストを招いて布袋の名曲をカバーやコラボで再構築したアルバム『ALL TIME SUPER GUEST』(2011年)にて共演したナンバーだ。陽が落ち始めた空の下、センターステージで4人が向かい合って演奏し歌う姿はとてもドラマティックで、3人が少年時代の夢を叶えた瞬間でもあった。

さらなる夢のコラボが待っていた。團長に呼び込まれてステージに上がったのは、Dragon AshのKjだ。「俺たち、世代は違うけど、それぞれ夢を追いかけてここまで来ました。ここにも夢を追いかけているやつらがたくさんいると思います。そんなやつらに贈るぜ!」という布袋の熱いメッセージから始まった演奏は、BOØWYの「Dreamin'」。先述の『ALL TIME SUPER GUEST』でDragon Ashがカバーしていることでも知られるナンバーだ。布袋、Kj、團長がパートを分け合って歌い、“Dreamin'!”と声を合わせると、オーディエンスが両手を掲げてこれに応える。夢を叶えてきたミュージシャンたちが最高のパフォーマンスをみせてくれた。

【サンボマスター】






▲撮影◎釘野孝宏 / MOSSAI STAGE

<氣志團万博2022 〜房総魂〜>初日、MOSSAI STAGEのトリを務めるのは山口隆(Vo, G)、近藤洋一(B)、木内泰史(Dr)からなるサンボマスターだ。2020年にオンライン開催された<氣志團万博2020 ~家でYEAH!!~>で初出演した彼らがついに房総にやってきた。

「夕方ですけど、毎朝聞く、このひと言で始めましょう! せーの、“ラヴィット!”」という掛け声を合図に山口が弾いたギターリフは、TBS番組『ラヴィット!』のオープニングテーマ「ヒューマニテイ!」だ。リズムがレゲエになるパートでは「夕焼け空に、レゲエのリズムで踊れる人!?」と呼び掛ける山口。客席エリアがダンスフロアと化した。

曲ごとにハイテンションなMCでオーディエンスを煽るのがサンボマスターの恒例だが、今日はいつも以上に言葉も多く、迫力もすごい。「<氣志團万博>で踊れる人!? 何で踊るか!? 決まってるでしょ、愛と平和に決まってるでしょ!」と叫んで「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」へ。すると地面が揺れるぐらいに飛び跳ねる人が続出した。“愛と平和!”の叫びからブレイク後、“悲しみで花が咲くものか!”のシャウトを経ての後半は会場が爆発、完全にひとつになった鳥肌ものの瞬間だった。

「この夏、一番踊りまくりましょう。 悔い残すなよ!」と呼び掛け、「できっこないを やらなくちゃ」で山口は「全員優勝!」を宣言。そして、モータウンサウンド調のパワーポップ「花束」で“あなたが花束”と繰り返し歌った。「信じてんぜ、君を! 信じてんぜ、忌野清志郎を! 信じてんぜ、ヒロト&マーシーを! 信じてんぜ、君を! 信じてんぜ、君を!」と歌詞をアレンジしてメッセージを送った。

「声出せねえのか! 声出せねえなら、元気出せコノヤロー!」──ライブ中、歌いながら何度もそう叫んだ山口の言葉は、MOSSAI STAGEに集まった人々に大きなエネルギーを与えたに違いない。ラストナンバーで山口が思わず「やべえな今日!」と叫んだほど、客席エリアをはみ出てものすごい人数が詰めかけ、一斉に踊りまくるカオスなライブとなった。

【10-FEET】






▲撮影◎青木カズロー / YASSAI STAGE

紹介映像で「吉本新喜劇ならぬ京都10喜劇」と10-FEETと<氣志團万博>の関係を説明した團長。氣志團とのステージ上の寸劇はもはや恒例のお楽しみとなっている。YASSAI STAGEにSEが流れると、10-FEETタオルを掲げた観客で溢れた。

「RIVER」「aRIVAL」「ハローフィクサー」と多彩なアプローチで観客を魅了し続け、「アンテナラスト」「ヒトリセカイ」とメロディアスな歌ものナンバーで繋いでいくという剛速球なセットリスト。次は「goes on」へ。寸劇はなしか?と思えば、そこに氣志團のメンバー5人が乱入。残りのパートを5人が歌い上げるコラボがここで実現した。

さらには、「4分余っているから「One Night Carnival」やる?」と團長が提案すると、10-FEETのステージを氣志團がハイジャック。手持ちぶたさになったTAKUMA (Vo, G)とNAOKI (B)は花道で相撲を取ったり、打ち合わせになかった珍展開へと転んだ。「10-FEET待っていた人、これでいいの?」と團長が気遣うと、TAKUMAは「今まで出た中で一番楽しかった!」とひと言。エンタメ精神に長けた二者のコラボ茶番劇に観客が大いに盛り上がったのは言うまでもない。

【香取慎吾】



▲撮影◎上山陽介 / YASSAI STAGE

<氣志團万博2022 〜房総魂〜>初日、YASSAI STAGEのトリを飾るのは香取慎吾だ。3年前の<氣志團万博 2019 〜房総ロックンロール最高びんびん物語〜>に稲垣吾郎や草なぎ剛とのユニット“新しい地図”として出演して以来2回目、今回はソロアーティストとして初出演となる。

2022年4月リリースの2ndソロアルバム『東京SNG』は、生バンド演奏でビッグバンドからスタンダードジャズまで幅広いアプローチにトライした作品だ。この日のステージも、オープニングではドラムのタム回しから躍動的に始まり、ウッドベース、ギター、キーボード、3人のコーラス、ホーンセクションが加わっていく大編成。バンド演奏が始まると、白いタキシード姿の香取慎吾がステージ中央から現れた。カラフルなスーツを着た女性ダンサーが両脇で舞い踊ると、香取慎吾はマイクスタンドに向かいジャジーに歌い上げ、ターンを決める。登場しただけで周囲が明るくなるようなオーラで、YASSAI STAGEに集まったオーディエンスを照らした。

「みなさん、こんばんは! “ミスター・マヨチュッチュ”香取慎吾です!」と、紹介映像でアナウンスされたニックネームを自ら名乗って笑いを誘う。「楽しいです! 3年前には、僕もこのステージに上がらせてもらいました。今回は1人ということで、人生初の1人でのフェス参加です。 ワクワクすっぞ!こんな素敵な場所に僕らを呼んでくれたあの人を紹介します! 綾小路 翔!」と呼び込まれた團長は、ラメ入りの黒い学ラン姿で登場した。

育ってきた環境が違う同学年の2人は、香取慎吾の1stソロアルバムで共演した「I'm so tired」をデュエット。ウォーキングベースが心地良いビックバンド調の楽曲で、2人とも従来のイメージとはちょっと違う歌に、大人のエンターテイメントショウを感じさせた。

ライブが進むにつれ、ハンドマイクで歌いながらキレのあるダンスも随所に。激しく歌い踊るパフォーマンスにカリスマ性が光る。最後を締めくくったのは、アルバムで劇団ひとりが作詞を手掛けた楽曲「道しるべ」だ。軽やかに人生を楽しんでいるような歌詞に、香取慎吾の姿が重なって見えた。終始一貫、ミュージカルの舞台を思わせる華やかなステージングで、最後まで賑やかに<氣志團万博>初日の大トリを飾った。出演者一同で挨拶したあと、1人ステージに残り「愛してまーす!」と叫んだ香取慎吾に、いつまでも拍手が鳴り止まなかった。

【氣志團】






▲撮影◎青木カズロー/中野修也 / YASSAI STAGE

香取慎吾の華麗なステージの余韻が残るステージに、マツケンばりの金ピカのガクランを着た氣志團が入れ違いで登場するサプライズ。「マツケンサンバ II」のオケに乗せて「One Night Carnival」の歌詞を歌うマッシュアップだ。「オーレ オーレ オレー 俺んとここないか!?」と歌詞のハマリ具合も完璧。團長曰く「サンバに始まり、サンバに終わった初日」のステージが終了した。

その最後は花火が房総の夜空を彩って、3年ぶり有観客開催の<氣志團万博2022 〜房総魂〜>初日は、最高に明るいハッピーエンドとなった。

取材・文◎岡本貴之(松平健、氣志團、木梨憲武、フジファブリック、藤井フミヤ、打首獄門同好会、布袋寅泰、サンボマスター、香取慎吾)/荒金良介(ニューロティカ、ヤバイTシャツ屋さん、SiM、THE ORAL CIGARETTES、Dragon Ash、coldrain、10-FEET)
撮影◎青木カズロー/上山陽介/釘野孝宏/中野修也

◆<氣志團万博2022>2日目レポートへ
◆<氣志團万博2022>最終日レポートへ

■<氣志團万博2022 〜房総魂〜>2022年9月17日(土)@千葉県・袖ケ浦海浜公園 セットリスト

【ニューロティカ】MOSSAI STAGE
〜WELCOME ACT〜
01. DRINKIN’ BOY
02. 翼なきもの達
03. やっちゃえ!
04. ア・イ・キ・タ
05. 永遠ピエロ
【松平健】YASSAI STAGE
〜OPENING CEREMONY ACT〜
01. マツケンサンバ II
【氣志團】YASSAI STAGE
01. 房総魂
02. NIGHT THE KNIGHTS
03. スパトニック・シティ・ブビブビ
04. One Night Carnival
05. 鉄のハート
【ヤバイTシャツ屋さん】MOSSAI STAGE
01. あつまれ!パーティーピーポー
02. 無線LANばり便利
03. NO MONEY DANCE
04. かわE
05. ちらばれ!サマーピーポー
06. ヤバみ
07. ハッピーウェディング前ソング
【木梨憲武】YASSAI STAGE
01. ⽌まらないHa〜Ha
02. Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~
03. One Night Carnival
04. はまぐりボンバー w/綾小路 翔
05. ニホンノミカタ w/綾小路 翔
06. ガラガラヘビがやってくる
07. 炎のエスカルゴ
08. 叫び
09. もうすぐ秋ですねェ
10. スキャンダルナイト
11. ジグソーパズル w/中井貴⼀
12. ⼀番偉い⼈へ
13. 情けねえ
14. ガッチャマンの歌
15. サクセス
16. まつり
【フジファブリック】MOSSAI STAGE
01. 若者のすべて
02. 氣志團カバーメドレー (喧嘩上等~キラ キラ!~スウィンギン・ニッポン~恋人~One Night Carnival)
03. 楽園
04. 光あれ
【SiM】YASSAI STAGE
01. Dance in the Dark
02. BASEBALL BAT
03. The Rumbling
04. Light it up
05. Blah Blah Blah
06. EXiSTENCE
07. KiLLiNG ME
【THE ORAL CIGARETTES】MOSSAI STAGE
01. 5150
02. Dream In Drive
03. ENEMY feat. Kamui
04. BUG
05. カンタンナコト
06. 狂乱 Hey Kids!!
【藤井フミヤ】YASSAI STAGE
01. TRUE LOVE
02. ⽩い雲のように
03. Jim&Janeの伝説
04. 星屑のステージ
05. ギザギザハートの⼦守唄
06. Another Orion
07. タイムマシーン
【打首獄門同好会】MOSSAI STAGE
01. 新型コロナウイルスが憎い
02. 筋⾁マイフレンド
03. 島国DNA
04. One Night Carnival
05. 地味な⽣活
06. ⽇本の⽶は世界⼀
【Dragon Ash】YASSAI STAGE
01. Entertain
02. New Era
03. Mix it Up
04. ROCKET DIVE
05. Tiny World
06. La Bamba
07. For divers area
08. Fantasista
【coldrain】MOSSAI STAGE
01. ENVY
02. F.T.T.T
03. CUT ME
04. The Revelation
05. No Escape
06. PARADISE(Kill The Silence)
【布袋寅泰】YASSAI STAGE
01. Battle Without Honor Or Humanity
02. バンビーナ
03. スリル
04. BE MY BABY w/綾小路 翔
05. Diving with my car w/綾小路 翔、西園寺 瞳、星 グランマニエ
06. Dreamin’ w/綾小路 翔、Kj(Dragon Ash)
07. POISON
【サンボマスター】MOSSAI STAGE
01. ヒューマニティ!
02. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
03. ラブソング
04. できっこないを やらなくちゃ
05. 花束
【10-FEET】 YASSAI STAGE
01. RIVER
02. aRIVAL
03. ハローフィクサー
04. アンテナラスト
05. ヒトリセカイ
〜MC w/氣志團とコント〜
06. goes on
07. One Night Carnival
【香取慎吾】YASSAI STAGE
01. Opening
02. 東京SNG
03. こんがらがって
04. I'm so tired
05. Happy BBB
06. Catharsis
07. Anonymous
08. 道しるべ

■WOWOW番組『氣志團万博2022 〜房総魂〜』

初日 前編:2022年11月26日(土) 午後1:00
初日 後編:2022年11月26日(土) 午後4:00
二日目 前編:2022年11月27日(日) 午後1:00
二日目 後編:2022年11月27日(日) 午後4:00
三日目 前編:2022年12月03日(土) 午後1:00
三日目 後編:2022年12月03日(土) 午後4:00
▼出演(初日):氣志團、ニューロティカ(WELCOME ACT)、松平健(OPENING CEREMONY ACT)、打首獄門同好会、THE ORAL CIGARETTES、香取慎吾、木梨憲武、coldrain、サンボマスター、SiM、10-FEET、Dragon Ash、藤井フミヤ、フジファブリック、布袋寅泰、ヤバイTシャツ屋さん
▼出演(二日目):氣志團、仙台貨物(WELCOME ACT)、綾小路きみまろ(OPENING CEREMONY ACT)、岡崎体育、GEZAN、ゴールデンボンバー、湘南乃風、私立恵比寿中学、聖飢魔II、Def Tech、DOPING PANDA、HYDE、ももいろクローバーZ、RIP SLYME、ROTTENGRAFFTY
▼出演(三日目):氣志團、DJダイノジ(WELCOME ACT)、森山直太朗(OPENING CEREMONY ACT)、きゃりーぱみゅぱみゅ、Creepy Nuts、くるり、倖田來未、純烈□ダチョウ(※□は温泉マーク)、女王蜂、東京スカパラダイスオーケストラ、氷川きよし、HEY-SMITH、森山直太朗、WANIMA
・収録日:2022年9月17日、18日、19日
・収録場所:千葉・袖ケ浦海浜公園
※前編と後編のアーティスト割り当ては追って発表。
※マキシマム ザ ホルモンのオンエア予定はございません。
※この番組はWOWOWオンデマンドの無料トライアル対象外です。

■関連番組『氣志團万博2022 〜房総魂〜 事後スペシャル番組』
2022年12月03日(土) 午後7:00
▼出演:氣志團、ニューロティカ、松平健、打首獄門同好会、THE ORAL CIGARETTES、香取慎吾、木梨憲武、coldrain、サンボマスター、SiM、10-FEET、Dragon Ash、藤井フミヤ、フジファブリック、布袋寅泰、ヤバイTシャツ屋さん、仙台貨物、綾小路きみまろ、岡崎体育、GEZAN、ゴールデンボンバー、湘南乃風、私立恵比寿中学、聖飢魔II、Def Tech、DOPING PANDA、HYDE、ももいろクローバーZ、RIP SLYME、ROTTENGRAFFTY、DJダイノジ、森山直太朗、きゃりーぱみゅぱみゅ、Creepy Nuts、くるり、倖田來未、純烈□ダチョウ(※□は温泉マーク)、女王蜂、東京スカパラダイスオーケストラ、氷川きよし、HEY-SMITH、WANIMA
・収録日:2022年9月17日、18日、19日
・収録場所:千葉・袖ケ浦海浜公園
※マキシマム ザ ホルモンのオンエア予定はございません。
※この番組はWOWOWオンデマンドの無料トライアル対象外です。

この記事をツイート

この記事の関連情報