【俺の楽器・私の愛機】1392「改造に改造を重ねて」

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【Fender Japan jb-75】(静岡県三島市大場 金欠機材マニア 想像にお任せします歳)


今から1年前だと思いますが前に自分なりのヴィンテージと言うタイトルで投稿した者です。あの時はボディ加工とアッセンブリ交換、ピックアップ交換をしたと思いますが、今のジャズベの状態はもうオリジナルパーツがほぼ残ってない状態になりました。

変えたところはペグ交換、ナット交換、フレット交換、コンデンサー交換、ピックガード交換、ポット交換、ジャック交換をしました。もうほぼオリジナルからかけ離れていたり、新しく変えたところもあるのでなるべく簡潔に説明したいなと思います。あとノイズ対策で銅箔処理もしました。

まずペグから、ペグはゴトー製のレリック加工のを付けています。ゴトーのレリック加工はかなり評判が悪く、あまり期待できるものではありません。でもピカピカのよりかはマシみたいな感じです。

2つ目はナットとフレットです。これに関しては僕はやっていません。いつもお世話になっているリペアショップで交換してもらいました。ナットは牛骨で、フレットはおそらく前のと同じ規格の物だと思います。

3つ目はコンデンサーです。正直このパーツが1番こだわっています。前のワックスペーパーのだと音が丸まってる感じが嫌だったので、もう少しパキパキさせたいなと思い、60年代後期のサークルdに交換しました。コンデンサー1つに1万は高かったです…

4つ目はピックガードです。これはどっかでもオーダーしてもらおうかと思いましたが、普通にFenderJapanの純正品にしました。

5つ目はポットとジャックです。ジャックはすぐに決定しましたが、ポットは何度か買い直したりしました。クライオ処理のポットを買ってみたら音漏れがあって次に買ったポットはcts customポットを買いました。結果cts customポットに決定しました。結局コレが一番無難です。仕様はaカーブの250kスプリットシャフトです。

という感じで交換をしましたが正直まだこれで終わりじゃないです。おそらく次の改造でラストだと思います。次は塗装をオールラッカーでブリッジが少しズレてるので位置を修正、ポット間の線材の交換をしていきたいなと思います。

少しやり過ぎなのではと思いますが、このぐらいが僕にとっては十分です。それではまた。




   ◆   ◆   ◆

カスタマイズに終わりはありませんよね。自分の最終到達地点がはっきりと見えている人は、そこに一直線しますけど、それはパーツ変更を伴った「チューンナップ」というもの。妖艶なるカスタマイズというのは、その過程をも楽しみ、試行錯誤自体に意味があると思うんです。「よしよし」「んー…」「あれ?」と、楽器と会話するわけですから、そこからまた次のテーマが出てきて終わりがなくなる。フェンダー系のエレキギター/ベースがなぜこんなに魅力的かって、そういうカスタマイズの余地を目一杯残してくれた設計だからなんだとも思っています。サドルの高さを0.5mm上げただけで鳴りがガラッと変わっちゃうとか、こんな面白いおもちゃ、そうそうないですよね?(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

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全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

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