【インタビュー前編】有華、TikTok介し国内外でバズった「Baby you」収録1stフルアルバムは意欲作「心に寄り添えたり、元気の源になれたら」

有華が、10月25日にメジャー1stフルアルバム『messy bag』をリリースした。同アルバムには、ビルボードが発表した「TikTok Weekly Top20」で1位を獲得し、「TikTok上半期トレンド大賞2023 ミュージック部門」を受賞した「Baby you」や、ストリーミング総再生6,000万回を突破した新定番ウェディングソング「Partner」、NHKドラマ『おとなりに銀河』主題歌「HAPPY DATE」など全11曲が収録されている。
◆有華 動画 / 画像
中でも「Baby you」は世界8ヶ国のバイラルチャートでトップ10入りを果たしており、その人気は国内に止まらず海外でもブームが沸き起こっている。今回のインタビューでは、BARKS初登場の彼女から世界が注目する今作について、楽曲に込めた思いや聴きどころを伺った。
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■国内外の方からコメントをいただくことも増え
■自信にもつながりました
──祝!BARKS初登場。アルバムタイトルの『messy bag』=散らかった(messy)カバン(bag)というユニークなタイトルに、どんな思いが込められているのでしょう。
有華:私のカバンが実際にごちゃごちゃしていることもあるのですが(笑)、女の人ってよく「あれ、どこだっけ?」みたいに、カバンの中でものが迷子になったり、欲しいものを探したりしますよね。いろんな曲調が詰まったアルバムなので、そのときの気分に合わせて曲を引っ張り出して、いろんなシチュエーションで聴いてもらえたらいいなと思ったんです。それに、これは私の実感なんですが、ごちゃごちゃしたカバンの中に散らばっていた小銭って思いがけない時に役立ったりしますよね。そんなふうに、このアルバムの中の1曲が聴いてくれる方の心に寄り添えたり、元気の源になれたらいいなという気持ちも込めています。
──アルバム3曲目のデビュー曲「Baby you」がTikTokを介し、国内外ですごくバズりました。その現象を今、どう感じていますか?
有華:最初はただただ嬉しくて、信じられないような気持ちでした。正直、〇億再生という数字を言われても大きすぎてピンと来なかったんです。ただ、少し時間が経つにつれ気持ちに変化が生まれました。私はK-POPなどを聴くときに日本語バージョンではなく原曲で聴くことが多いのですが、世界中で「Baby you」を聴いてくださる方も、単にバズっているから何となく聴いてくれたわけじゃなく、そんなふうにオリジナルを聴きたいと思って耳を傾けてくださっているのかなって。そう思えるようになったのは、「Baby you」以後の曲も聴いてくださる人が増えたからです。国内外の方からコメントをいただくことも増え、私が歌ったから届いたのかなって自信にもつながりました。
──「Baby you」をプロデュースしたandropの内澤崇仁さんと、ほかにもコラボレーションしていますね。
有華:内澤さんは、私の意見にすごく耳を傾けてくださる方で、私が何か悩んでいれば相談に乗ってくださって「じゃあ、こうするのはどう」と柔らかくコミュニケーションをとってくださいました。たとえば、デモ音源を内澤さんが歌っているので、私が歌うと男女の声質が違うから歌詞の印象が違って聴こえることがあるんです。「Darling Darling」では、デモとは違う感じでAメロの最初のところをちょっと怒っているような感じで歌ってみたんですが、そういう私のアイデアも「いいね。やってみようよ」と言ってくれました。歌詞も私が歌いやすい言葉などに替えてみたいと相談すると、受け止めてくださることが多かったです。同じアーティストとして認めていただけているのかなと感じてとても嬉しかったです。
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