AC/DC、オリジナル・ドラマーのコリン・バージェスが死去

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AC/DCの初代ドラマー、コリン・バージェスが亡くなった。77歳だった。

AC/DCは12月16日、「コリン・バージェスが亡くなったと知り、とても悲しい。彼は僕らの初代ドラマーで、とてもリスペクトされていたミュージシャンだった。楽しい思い出の数々、ロック・イン・ピース、コリン」と、追悼の言葉と共に訃報を伝えた。

AC/DCは、マルコム&アンガス・ヤング兄弟、コリン・バージェス(Dr)、ラリー・ヴァン・クリート(B)、デイヴ・エヴァンス(Vo)のラインナップで1973年秋に結成されたものの、バージェスは酔っぱらった状態でステージに上がったことが原因で、数ヶ月後の翌年2月に解雇された。

しかし、1975年に加入したフィル・ラッド(Dr)が手を負傷したときに、数週間ライヴ・パフォーマンスで代理を務めている。

バージェスは脱退前に行われたレコーディング・セッションに参加しており、AC/DCが1974年7月にリリースしたデビュー・シングル「Can I Sit Next To You, Girl」でドラムをプレイしていた。同曲はその後、フィル・ラッド、ボン・スコット(Vo)、マーク・エヴァンス(B)が加わったラインナップで再レコーディングされ、セカンド・アルバム『T.N.T.』(1975年)に収録された。

バージェスはAC/DC加入前の1968~1972年にザ・マスターズ・アプレンティシズで活躍。1998年にザ・マスターズ・アプレンティシズの一員として、オーストラリア版のロックの殿堂(ARIA Hall Of Fame)に殿堂入りした。

Ako Suzuki
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