双子デュオ“ソフトカルト”、ニューSG「Shortest Fuse」リリース&MV同時解禁

ポスト
photo by Kaylee Widdoes

カナダ発の双子デュオ、ソフトカルトがニューシングル「Shortest Fuse」をリリース。シューゲイザー、グランジ、ライオットガールのスピリットをフュージョンさせたサウンドで、資本主義社会と低所得者層に対する重圧を痛烈に批判した内容だ。

◆ソフトカルト 関連映像&画像


メルセデス(she/her)とフェニックス(they/them)のアン・ホーン姉妹のふたりは、若くして豊かなディスコグラフィーを携えており、大半の人が口にすることをはばかるであろう問題に声を上げる。

ニューシングル「Shortest Fuse」のインスピレーションについてこう語る。「資本主義は、雇用主が儲けるために、貧困層に借金と貧困という終わりのないルーティーンの中で働かせ、彼らの労働が低賃金となるように設計されていると思われます。資本主義社会の恩恵が平等に分配されることなど、ほぼなく、ごく一部の人が富を増やします。実際の労働価値よりも低い賃金で労働者を働かせることによってのみ利益を得られるという、強欲の概念の上に成り立っています。このような終わりが見えない現実の中に生きていたのでは、資本主義に愛想を尽かさずにいられません。私たちを抑圧するために設計されたシステムに、私たちは加担できません」。

2023年、ソフトカルトはアメリカ、イギリス、ヨーロッパ、東南アジアから日本まで世界中をツアー。Movements、Mannequin Pussyといったバンドのサポートを務め、SXSWやイギリスで数えられないほど多くの音楽フェスに出演した。そして2月からはSuperbloomとGlixenを率いて初のヘッドラインツアーをアメリカで行い、6月からは再びPresent.を率いて北米ツアーを開催する。


「Shortest Fuse」

配信中
Easy Life Records
配信リンク:https://orcd.co/shortestfuse

◆ソフトカルト オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報