アイアン・バタフライの創設メンバー、ダグ・イングルが死去

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Atco Records, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

アメリカのサイケデリック・ロック・バンド、アイアン・バタフライを1966年に結成した創設メンバーの1人、ダグ・イングルが、5月24日、78歳で亡くなった。

イングルはアイアン・バタフライで、リード・ヴォーカリスト、オルガン奏者、ソングライターとして活躍し、代表曲「In-a-Gadda-Da-Vida」(1968年)などを世に生み出した。17分ある同曲が収録されたセカンド・アルバム『In-A-Gadda-Da-Vida』は、アメリカだけで400万枚以上が売れ、世界的にはこれまでに数千万枚のセールスを上げたと言われている。

イングルの息子によると、彼は家族に囲まれる中、安らかに息を引き取ったという。イングルは、アイアン・バタフライの生存する最後のオリジナル・メンバーであり60年代後半、『In-A-Gadda-Da-Vida』時代のクラシック・ラインナップの最後の1人だった。

クラシック・ラインナップでは、エリク・ブラン(G)が2003年、リー・ドーマン(B)が2012年、ロン・ブッシー(Dr)が2021年に死去した。

Ako Suzuki
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