Whitney Houston、退場

Whitney Houstonのインタヴュー記事が『Jane』誌に掲載されている。彼女がアカデミー賞授賞式を欠席したことがさまざまな憶測を呼んでいるが、このインタヴュー記事の内容が人々から非難されることは必至だ。HoustonはインタビュアーのTony Romandoに対してこう語っている。「大統領は祖国に陶酔し、クラックジャンキーは2本打ってハイになるでしょ。でもどっちも一緒、同じ穴のむじなだわ。どちらも男ってことよ」
Houstonのインタヴューはもともと彼女の家で行われる予定だったが、彼女のほうから予定変更の連絡があり、代わりに彼女がRomandoをディナーに招待するという形式をとることになっていたが、その約束も1時間前に彼女のほうからキャンセルしてきた。そして結局そのインタヴューはグラミー賞授賞式の前の晩に行われることになった。また彼女は歯の詰め物がとれて歯医者の予約があったとかで、『Jane』の写真撮影にも4時間遅刻してきた。インタヴューの中でHoustonは、ハワイで0.5オンスのマリファナを所持していたとの容疑がかけられていることに関するこれまでの報道について語っている。彼女は弁護士から事件について何も言わないようにとのアドバイスを受けていたにもかかわらず、「伝えられているようなことは何もなかったわ」と言っている。さらに彼女は、ハワイの空港係官が彼女のかばんの中からマリファナを見つけたとされる日の翌日に、7歳になる娘Bobbi Kristina Brownの学校へ行ったことについてこう詳しく説明している。「私は娘と一緒に落ち着いて座って、こう尋ねないといけなかった。“学校へ行きたい？”ってね。娘は“うん、行きたいわ”と言ったわ。それから私は“怖い？”と尋ねたの。そしたら娘は“うん、怖い”と言ったわ。それで私はこう言ったの“じゃあ一緒に行こうか。もし1年生のクラスで私があなたと一緒に座らなきゃいけないのなら、だれもあなたにちょっかいを出せないように一緒に座るわ。そして私は自分の子供を守るために、これまでで一番体の大きい1年生になるわ”って」

彼女がBobby Brownと結婚する前、そして結婚した後も、彼女とその秘書Robyn Crawfordが恋仲だったとの噂が流れているが、彼女はそれを否定している。さらにHoustonは、「ニューヨークのダイヤモンドロウでこのユダヤ人の男にちょっと用事をお願いしたわ」とも言っている。彼女がいつも身につけているブレスレットの宝石の証明書を作るという用事だ。

Houstonの広報担当者のNancy Seltzerは、現在Houstonとは連絡が取れないとしながらも、「私はこれまでにWhitneyがそんな言葉遣いをするのを聞いたことがない。彼女は人種や宗教に基づく差別的な考え方は持っていない」と語っている。

Houstonの所属するレコードレーベルであるArista Recordsは彼女の最近の行動について報道するこの記事や雑誌に関しては一切コメントしておらず、問い合わせはすべてSeltzerに対して行うよう求めている。