AC/DC、8月1日よりツアー開始

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 AC/DCは最新作『Stiff Upper』を掲げ8月1日ミシガン州Grand Rapidsを皮切りにワールドツアーを開始した。数週間前からリハーサルのためミシガン州に滞在、先週末公演会場となるVan Andel Arenaへ入り本番に向けて熱の入ったリハーサルを行なった。

ボーカルのBrian JohnsonはLAUNCHに語る。AC/DCはステージでもサウンドにおいても本質的に変わってはいない、望んだ通りそのままだ、と。
「得意なものをずっと持ち続けていれば…その…みんな慣れ親しんだものが好きだと思う、だから、そんなちょくちょく変わるようなものを望んではいないんじゃないか、だろ?」と彼は言う。

リードギターのAngus YoungはJohnsonの胸の内をよく理解している。
「以前、“人は好きなものをよく知っているし、よく知っているものが好きなんだ”と誰かが言うのを聞いた」
「まず、俺たちはロックンロールバンドだということ、そして、クラブやライブハウス、コンサートホールなどでプレーするとき、バンドは、観客はこれが目当てで演奏を聴きに来るんだというのを感じるようになる」

Youngはコンサート初日についてあまり多くを語らなかったが、LAUNCHにはある程度いろいろと教えてくれた。
「けっこうバラエティーに富んでる。ベルとか、笛とか、あっと驚くようなっものも用意している。もちろんAC/DCのレコードで自然に耳にするもの、大砲やベルの音も聴ける。それに加えていくつか別に、えっ、こんなのがっていうものもある」

AC/DCの北米ツアー第1期は9月中旬まで続く。来年夏にまたアメリカへ戻る予定だが、その後2001年、そして2002年へと続き、ヨーロッパや日本をはじめ世界を駆けめぐる。

記:Darren Davis、Bruce Simon、ニューヨーク/Gary Graff、デトロイト
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