エルトン・ジョン、アル・ゴア副大統領の資金集めイベントに参加

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有名英国人アーティストのうち、少なくとも約1名は米国の大統領選挙に関わっているようだ。9月19日(火)、Elton Johnは、NovellのCEO、Eric Schmidtの自宅で開かれたアル・ゴア副大統領の大口資金集めイベントで300名の参加者を前に歌を披露した。

参加者は1万から2万5000ドルを支払い、Eltonが歌う“Candle In The Wind”“Your Song”“Rocket Man”“Philadelphia Freedom”等のヒット曲に耳を傾けた。演奏は4曲だけの予定だったが、政治資金集めイベントに初めて参加し興に乗ったEltonは、最終的に9曲を披露した。ゴア副大統領とTipper夫人も同様に盛り上がったようで、Eltonの“Bennie And the Jets」にあわせてダンスを披露した。

このイベントにはRobin Williams、Sharon Stone、そしてシリコンバレーのハイテク産業の有名重役たちが出席していた。イベントの中でEltonは、ゴア副大統領の支持に乗り出した理由を語った。
「この国をジョージ・ブッシュに支配されたくないからです」
「(ゴア氏の)すべての事柄に関する見解は、私も同意するものです。だから、何かせずにはいられませんでした」

さらに大統領選でのゴア氏のライバル、ジョージ・ブッシュ・テキサス州知事を直接、攻撃する言葉まで飛び出した。
「副大統領はスピーチの中でこの国を前進させたいと語りました。副大統領に投票すれば、前進するでしょう。しかし、もし“もう1人のほう”に投票すれば、残念ながら暗黒時代へと逆戻りです」

しかし、まじめな話ばかりしていた訳でもない。Eltonはこの日、例によって派手なジャケットを着用していたが、もしゴア氏が当選したら、就任式にはそのジャケットを着て出てほしいと冗談めかして言った。その後、少し考え直して、やはりRobin Williamsと自分が一緒に就任式用の服を選ぶべきだと付け加えた。

記:Bruce Simon、ニューヨーク
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