ストーン・テンプル・パイロッツ、クリード、スマッシュ・マウス等がDoorsのトリビュートアルバムに参加

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現在の人気ロックバンド、Stone Temple PilotsCreedSmash MouthがベテランバンドのAerosmithやブルースの大御所John Lee HookerBo Diddleyと共に、Doorsのトリビュートアルバム『Stoned Immaculate: The Music Of The Doors』に参加している。アルバムは11月14日にElektra Recordsより発売。この他にもTrainCult等に加え、ビート世代の代表作家、William Burroughsが参加している。

また、残されたDoorsのメンバーも関わっており、John Densmore、Robbie Krieger、Ray Manzarekは、自分たちの名曲をいくつかのバンドと共に新ヴァージョンで蘇らせた。そしてなんと、亡くなったJim MorrisonもHookerとのデュエットを含む3曲にヴォーカルとして“参加”している。

Stone Temple PilotsのScott Weilandが、今年初めに行なったDoorsのメンバー2人とのレコーディングを振り返る。
「RobbieとRay、そして俺たち4人で集まって“Break On Through”のアレンジを考えたんだ。俺たちにとって、とてつもない経験だったよ」
「だって、スタジオを覗くと片方にはRobbie、もう片方にはRayがいて、あのサウンドにあのメロディー、あの歌詞が聞こえてくるんだ。すごく妙な感じがした」

Kriegerはレコーディング・セッションには参加しなかった。Weilandによれば「あの時、Rayと夫婦喧嘩状態だったみたいだ」という。しかし、その後すぐにKriegerとのジョイントの機会が訪れ、ロサンゼルスのコンサートでDoorsの名曲「Roadhouse Blues」を一緒に演奏した。

参加アーティストの多くはVH1のTVシリーズ『Storytellers』のDoors特集の収録のため、9月26日(火)にロサンゼルスのスタジオで再び顔を合わせる。出演はStone Temple Pilotsの他に、Creed、Smash Mouth、Cult、Perry Farrellが予定されている。放送は11月末の感謝祭の週末になる予定。

『Stoned Immaculate: The Music Of The Doors』全収録曲:

「Break On Through」Stone Temple Pilots
「Riders On The Storm」Creed
「Light My Fire」Train
「Peace Frog」Smash Mouth
「L.A. Woman」Days Of The New
「Love Me Two Times」Aerosmith
「Wild Child」Cult
「Roadhouse Rap」Jim Morrison
「Roadhouse Blues」John Lee Hooker、Jim Morrison
「Is Everybody In?」William Burroughs
「Hello, I Love You」Oleander
「Touch Me」Scott Stapp(Creed)
「Children Of Night」Exene Cervenka(X)
「Love Her Madly」Bo Diddley
「People Are Strange」Marvelous 3
「The Cosmic Movie」Jim Morrison
「The End」Day Of The New

記:Neal Weiss、ロサンゼルス
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