Napsterに判決、RIAA側は「勝訴だ」
大手レコード会社がNapsterを相手に起こした著作権侵害訴訟の控訴審で,サンフランシスコの連邦控裁は12日、Napsterは「ユーザーによる音楽著作権侵害行為を促し、実質的に加担している」と指摘。この判決を受けて第一審のサンフランシスコ地裁は近く、著作権侵害曲の配信停止命令を出すとみられているが、同社は最高裁に上告する方針。全米レコード協会(RIAA)のHilary Rosen会長は、判決について「明らかな勝利。控訴裁は、停止命令が正当なだけではなく、必要と判断した。すべての争点について、我々の主張を認める判断が示された」と述べている。Napsterは、現在まで約6000万人の利用者、先月だけ約20億曲が交換されているもよう。
この記事の関連情報
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話011「名前を突然変えないでください」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話010「プレスリリースって…」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話009「SUGIZOから学んだもの」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話008「インタビューというもの」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話007「成功と失敗は裏表」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話006「ロバート・フリップという人」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話005「BARKS最大の黒歴史」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話004「メディアの役割ってなんじゃろか」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話003「原稿チェックという悪しき良き慣習」