ダスティ・スプリングフィールドを偲ぶ

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4月16日(月)は、比類なきアーティストであった故Dusty Springfieldの誕生日である。Mary O'BrienがDusty Springfieldに名前を変え、兄のフォークバンド、Springfieldに参加したのは'69年のこと。バンドはそこそこ売れた程度で、加入から2年後にDusty Springfieldは、この芸名と共にバンドを離れソロ活動を開始した。ソロ・アーティストとなった彼女は、“I Only Wanna Be With You”“Wishin' And Hopin'”“The Look Of Love”“You Don't Have To Say You Love Me”“Son Of A Preacher Man”などのヒット曲を生み出し、ソウルフルなシンガーとしての人気を確立していった。

Springfieldは乳がんによる長い闘病生活の末、'99年の5月2日に59歳で亡くなった。その死のわずか2週間後に、'60年代からの長年にわたる活動を称えられてRock And Roll Hall Of Fame(ロックの殿堂)入りを果たした。また、大英帝国勲位、OBE(Officer of the Order of the British Empire)も授かっている。

Springfieldはポップ、カントリー、R & B、ロックの世界で数多くのアーティストに影響を与えおり、Springfieldファンを自認しているアーティストは、Elton John、Hall & Oates、Anne MurrayPet Shop Boysなどと幅広い。Daryl Hallは'95年にSpringfieldとデュエットをレコーディングしており、彼女との仕事は素晴らしい経験だったとLAUNCHに語っている。
「Dusty Springfieldは大好きだよ。彼女はブルー・アイド・ソウルの偉大なアーティストのひとりなんだ。人間としても素晴らしいし、ホントに素敵な女性だよ」

この数年間、Springfieldはいくつかの芝居の題材にされている。最近の噂では、Madonnaの映画会社であるMadguy Filmsが、Springfieldの生涯を映画化することに興味を示しているという。

Sue Falco、ニューヨーク
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