スティング、オスカーについて語る

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Stingは今年、Disney映画『The Emperor's New Groove』の作品がノミネートされたため、アカデミー賞授賞式に出席した。そこで映画の中の曲、“ Funny Friend And Me”を演奏したが、トロフィーはBob Dylanの手に渡った。しかし、Stingは落胆せず、また、賞をそれほど期待していたわけではなかったとLAUNCHに語る。

「ノミネートされてラッキーと思うか、とよく訊かれたよ。それでこう答えたんだ。“いいえ。思わないね。ラッキーだとは全然思わないけど、みんなが僕に投票したいと思うくらい上手く歌えるようにという気持ちはあった”って。セレモニーにはそういう態度で臨んだ。それで、Bob Dylanに屈服して、曲を書くようになったんだ」
「僕にはオスカーで彼を恨むような権利はない。彼は受賞できてすごく嬉しそうだったし、僕も彼が受賞して嬉しく思っている」

Stingは、彼の妻Trudie Stylerもまた、ふさぎ込んではいないと加える。
「夫婦そろっていろいろなパーティーに行ったんだ。Vanity Fair主催のものやElton(John)のパーティーにも行ったし、それに朝、Julia Robertsの朝食会に出席して、夜までずっといっしょに過ごしたりした。僕たちはみじめな負け犬じゃない。信じてくれよ」

Stingは5月5日(土)に北米ツアーを開始する。

Gary Graff、デトロイト
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