ポール・マッカートニー、ビートルズ解散後の憂鬱を語る

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5月8日(火)、40曲を収めた2枚組CD『Wingspan: Paul McCartney Hits And History』が発売された。このアルバムは主にBeatles解散後に結成されたPaul McCartneyのバンド、Wingsの懐かしの曲を収録している。Wingspanのドキュメンタリーは5月11日(金)午後9時(米東部/太平洋標準時)からABCで放映される。

番組はBeatles解散後のMcCartneyの心の奥を映し出している。Beatles最後の曲となった“Let It Be”と同時期にMcCartneyのソロアルバムが発売された当時、見た目はスムースに進んでいたようでも、McCartneyは、実際は人生で非常に暗い次期だったとLAUNCHに語る。
「Beatlesが解散して、僕の心もバラバラに散った」「がんばって、くっつけ合わせようとしたけど何かが欠けていた。それで、少し鬱状態になったんだ。普段はすごく楽観的なんだけど、世界で最高の仕事を失ったので……。分かるだろ? そういうことなんだ。仕事を失ったことがある人はその気持ちが分かると思うよ」

McCartneyは彼の妻、Lindaの助けで回復したと付け加える。McCartneyは次のように語っている。
「あんなすばらしい仕事を失って、すごくショックだった。人生で唯一の仕事だったのに。小さい頃にトラックの助手をしたり、新聞配達なんかもしたけど、Beatlesはかけがえのない仕事だった」「だから、しばらく時間がかかった。けど、Lindaが引き上げてくれて、しっかりと立てるように励ましてくれた。それで彼女は、“さあ、これからどうするの?”って言ったんだ」

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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