Van Zant兄弟がオクラホマの爆弾犯について語る

6月11日の朝、オクラホマシティの爆弾犯Timothy McVeighの処刑が行なわれ、米国史における恐怖の1章が幕を閉じた。この事件は全米で様々な感情を引き起こしているが、Van Zant兄弟はその状況をいち早く感知しているようだ。彼らは最新作『Van Zant II』で“Oklahoma”という曲をフィーチャーし、'95年に起きたMcVeighによるAlfred P. Murrah連邦ビル爆破事件に触れている。

今回の死刑執行に絡む大きな問題のひとつは、インディアナ州テレオートの連邦刑務所内や衛星中継されたオクラホマシティで、処刑される場面を目撃したいという人が大勢いたということだ。Lynyrd Skynyrdのリードヴォーカル、Johnny Van Zantは被害者の家族が死刑が執行されるところを見たいと思う気持ちはよく分かると言う。彼はそこにはちょっとした「南部の正義」があるのかもしれないと語る。

「McVeighに関しては、奴をピックアップトラックの荷台に乗せて、フロリダ州ミドルバーグで引きずりおろしたほうがいいと思う」「もしあの爆破事件で実際に身内を失っていたら、俺も奴が死ぬのを見たいと思うだろうね」

38 Specialのシンガー／ギタリスト、Donnie Van ZantはMcVeighに同情の余地はまったくないという。しかし彼は、だからといって処刑の場面を見たいとは思わないとLAUNCHに語る。彼はこう言っている。「あのゲス野郎が死ぬのを見たいとは思わないね、まったく」

Bruce Simon, New York LAUNCH.com