この先も長い期間にわたって楽しめること請け合いのクリスマス・アルバム

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この先も長い期間にわたって楽しめること請け合いのクリスマス・アルバム
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「Toniのドリーミーで癒されるヴォーカルはこのフォーマットにぴったりとはまる」

最新アルバム

snowflakes
BMG International BVCA-21107
2001年11月21日発売 2,548(tax in)

1 ホリデイ・セレブレイト
2 クリスマス・イン・ジャマイカ feat. Shaggy
3 スノーフレイクス・オブ・ラヴ
4 クリスマス・タイム・イズ・ヒア
5 サンタ・プリーズ・・・
6 ・・・プリティ・プリーズ(インタールード)
7 ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
8 ディス・タイム・ネクスト・イヤー
9 ザ・クリスマス・ソング
10 スノーフレイクス・オブ・ラヴ(ブレンド・フィッシャー・インストゥルメンタル)
11 クリスマス・イン・ジャマイカ(リミックス)feat. Shaggy


10月も終わって枯れ葉舞い散る季節となり、冷たい冬空から降る雪に覆い尽くされるのも時間の問題。サンタクロースがやって来ると考えるだけで、愛する人達と過ごす幸せなホリデイ・シーズンを思い出すが、こうした楽しい思い出に、今年からは6度のグラミーに輝いたToni Braxtonの新しいクリスマス・アルバム『snowflakes』が加わることは間違いないだろう。

Braxtonがセクシーでセンセーショナルなデビューを飾ってからおよそ10年。'92年公開のEddie Murphy主演のロマンチック・コメディ『Boomerang/ブーメラン』のリードシングル「Give You My Heart」で、BraxtonはBabyfaceとデュエットして世界中の耳目を集めた。このサウンドトラックには、うまい具合に彼女を後押しするスマッシュヒット「Love Should've Brought You Home Last Night」もフィーチャーされていたが、その後も'93年のデビュー・アルバム『Toni Braxton』、'96年の『Secrets』、そして2000年の勝利に満ちたカムバック作『The Heat』と、一貫してマルチプラチナ級の成功を維持してきた。

しかし、メリーランド州セヴァーン生まれの美女にとって、この10年間がずっと幸運と幸福に満ちた日々だったわけではない。彼女は'90年代後半に自身が“無一文で、打ちひしがれ、ボロボロだった”と形容するトラウマだらけの3年間を生き抜いたのである。この人生における不幸な時代は、'98年に彼女が破産を申請したときにどん底を迎えた。より賢明になり集中力を取り戻したToniは、幸運なことに争議を和解に持ち込み、レーベルのLaFaceとの契約を再交渉し、本当の心の平和を得ることができたのである。今年の前半には初の劇場用映画であるDoug McHenry監督のコメディ『Kingdom Come』にLL Cool J、Vivica A. Fox、Jada Pinkett-Smithとともに主演、最近になって共同プロデューサーでもある親友のKeri Lewis(R&BバンドMint Conditionの出身)と結婚し、2人の間にはまもなく第一子が誕生する(編註:すでにこの赤ちゃんは誕生しDenim Cole Braxton Lewisと名付けられた。12/4付ニュース)。

妊娠しているうえに常に多忙なスケジュールにもかかわらず、Braxtonは何とか時間を見つけ、新郎のLewisと他の身近な親類、友人たちとチームを組んで『snowflakes』を録音した。このホリデイアルバムには新曲に加えて、誰もが親しみ愛してきたクリスマスソングの名曲が収録されている。オープニングを飾るのは、LewisとBraxtonが共作/プロデュース(2人はプロジェクトの大半でこの役割を果たしている)を手がけた幸せに満ちたミッドテンポのナンバー「Holiday Celebrate」だ。

レゲエポップのベテランShaggyが存在感を示す「Christmas In Jamaica」は、寒い夜が続くメリーランドの冬の代わりに、1日でも熱帯の島でクリスマスを過ごしてみたいというToniの子供の頃の夢にインスピレーションを得て作られた。「This Time Next Year」ではBabyfaceが登場、かつての秘蔵っ子のために再びペンをとり、悲しいラヴソングをプロデュースしている。この曲にはChante' Mooreによるバック・グラウンド・ヴォーカルもフィーチャーされている。もちろん「Have Yourself A Merry Little Christmas」「Christmas Time Is Here」(Toniお気に入りのテレビスペシャル「A CharlieBrown Christmas」のテーマ)、「The Christmas Song」(Arista Recordsの切り札、L.A. Reidのプロデュース)といったタイムレスな名曲なしにクリスマスを過ごすことはできない。

クリスマスアルバムはこれまでに何度も、さまざまな形で作られてきたが、Toniのドリーミーで癒されるヴォーカルはこのフォーマットにぴったりとはまる。『snowflakes』は、この先も長い間にわたって楽しめること請け合いのアルバムに仕上がっている。

By Adell Henderson/LAUNCH.com

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