多くのポップ・スターがリサ“レフト・アイ”ロペスを追悼

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TLCのLisa "Left Eye" Lopesの訃報を受けたファンたちは、インターネット上に押し寄せて掲示板やEメールでお悔やみの言葉を贈っている。Left Eyeの公式サイト(eyenetics.com)では、アクセスがあまりに集中しすぎたために、一時的にサイトを閉鎖した。

悲劇のニュースを耳にしたLopesと同世代の多くのポップスターたちが、哀悼の意を表している。

No DoubtのヴォーカリストGwen Stefaniは、MTVのTV番組『Total Request Live』で次のように語った。「彼女が事故に遭ったと聞いて、私たちは本当に悲しんでいます。ご冥福を祈ります」

また*N SYNCは「Lisaは、部屋に姿を現すだけで、すごいエネルギーとヴァイブを与えてくれる素晴らしい人物だった。彼女の損失は本当に惜しまれることでしょう」というコメントを発表した。

レーベルTha Rowの創設者で、Lopesとソロ・アーティスト(N.I.N.A.、“New Identity Not Applicable”の略)として契約していたMarion "Suge" Knightはこう語っている。「彼女の一番好きだったところは、反逆者だったところだ。彼女は慣例に逆らうことを恐れなかった」

Maroseによれば、Left Eyeは死亡する前に、David Bowieとコラボレーションしていたという。Bowieは彼女のソロ作品のために曲を作っており、今後のTLCのアルバム収録の可能性も視野に入っていた。2人はお互いの作品を尊敬しあっており、時に“Thin White Duke”と呼ばれるBowieは、シングル“Thursday's Child”のバックシンガーにTLCを起用することも考えたほどだった。Lopesはほかにも、同じフィラデルフィア生まれのミュージシャンP!nkEveとのコラボレーションで、“Philly Girls”という曲の制作も企画していた。

Maroseは、昨年11月にTLCとしてレコーディングした新曲4曲が、グループの傑作と呼べるものだと語る。「曲を聴いたけど、過去最高の作品と言っていい。彼女たちには本当に辛い時期もあっただろうが、TLCへの愛情のためにやるという状態に戻ってきたところだったんだろう」

予定では、Lopesは4月29日(月)に米国に戻り、他のTLCメンバーと共にスタジオに入るはずだった。しかし、その代わりに遺体となって、葬儀が行なわれるアトランタに飛行機で運ばれることになってしまった。

Josh Grossberg
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