マイケル・ジャクソン、ダグ E. フレッシュらがAl Sharptonのサミットに参加

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Michael Jackson、Doug E. Fresh、Bobby Humphrey、The Source誌のDave Mays、Flavor Unit ManagementのShakim Compere、Johnnie Cochranらが7月9日(火)、NYのハーレムにあるAl SharptonのNational Action Networkで開かれたサミットに出席した。このサミットは音楽業界内でのアーティストの公正な契約と、人種差別撤廃を宣言するために行なわれたもの。

Sharptonは、レコード会社は黒人社会に資金を還元せず、プロモーションや宣伝、マーケティングで黒人の人員を雇っていないと主張、次のような考えを語った。「今後、すべてのレコード会社のすべての社長と会合することを求める……Doug MeyersからClive Davis、Tommy Mottolaに至るまですべてだ……。そこでアフリカ系アメリカ人コミュニティのアーティストの契約と、それに対する彼らのビジネスの仕方について討論を始めたい」

Sharptonはまた、音楽業界は偽りのリベラルなイメージを演じているとも非難した。「こう考えるとぞっとする……今日ではAmerican Expressの会長はアフリカ系アメリカ人だ。Merrill Lynchの会長もアフリカ系アメリカ人だ。しかし、4大レコード会社の会長に、誰ひとりとしてアフリカ系はいない。音楽業界はハリウッドのリベラルなイメージを演じているが、実際は全く違う。彼らは中身がともなわず、表面だけ取りつくろっている。私たちはこれを実体のあるものにしなければならない」

Doug E. Freshはこのサミットの支援に手を貸し、最大の障害は音楽業界を改善しようとするときに現われるとの考えを語った。「乗り越えなければならない最大の問題は、業界全体の状況について言及するときに、多くのアーティストが立ち上がるのを恐れてしまうことだ」

Sharptonはこれらの問題に深く取り組むために小委員会の設立を考えており、詳細は後日発表すると述べた。

Yves Erwin Salomon, New York (C)LAUNCH.com
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