ライフハウス、“September 11”を振り返る

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テロリストの攻撃を受けた昨年の9月11日、Lifehouseも多くのバンド同様、ツアー中だった。その時、ミルウォーキーにいた彼らは、アメリカ国民の多くがそうだったようにテレビに見入っていた。シンガーでギターリストのJason Wadeが、当時バンドが経験したことをLAUNCHに語ってくれた。

「3つか4つのショウをキャンセルしたよ。でも、僕達がみんなに出来ること、とくに僕達の音楽にはインスピレーションがあって、元気づけるタイプのものなんだから、いろいろな感情を忘れたくて僕達のショウに来てくれる人々のためにツアーを続けるべきだって結論に達したんだ。どっちがいいのかって多くの人が思ってたよ。あんなことがあった後によくもプレイなんかできるなって。でも僕達は、“何かしよう、少しでもみんなが元気になれるように、出来るだけのことをやってみよう”っていう考えだったんだ」

間もなく発売されるLifehouseのアルバム『Stanley Climbfall』の中には、直接9月11日にインスパイアされた曲はないが、あの出来事には影響を受けているとWadeは言う。

「曲作りをする者として、僕は消化するのに時間がかかるんじゃないかな? 9月11日について曲が出来上がるのは、たぶんあと1年半くらい後のことだと思う。自分の中で消化するのに、しばらく時間がかかるんだ。この中には直接、9月11日のことを歌ったものはないけど、個人的にはとても衝撃を受けたし、動揺した。NYでプレイした2回のショウは、今回のツアーの中でもベストなものだったと思う。ただ生きてるってことを喜ぶ彼らの正直な心、あんなに生きいきとしている人々は見たことなかったよ」

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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