エミネム、『8 Mile』の上映会でサプライズ・ショウ

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10月11日(金)、ミシガン州イーストランシングにあるMichigan State Universityで開かれたEminemの主演映画『8 Mile』の先行上映会で、Eminem本人が現れてサプライズ・ショウを行なった。

大学の講堂では、およそ1700人の学生が映画を鑑賞していた。Eminemのトラック「Lose Yourself」に乗って映画のクレジットが流れはじめると、スクリーンが上がりEminemがD12と共に登場して曲を演奏し始めた。

オーバーサイズの白いTシャツにバギー・ジーンズを履き、頭に黄色いベースボール・キャップを被ったEminemは、シングル「Cleanin'Out My Closet」を含む45分間のショウを展開。

MSUの新聞/ウェブサイト『The State News』によると、ラップ・スターが現れるという噂は数週間前からキャンパスに飛び交っており、多くの学生が8時間も前から講堂に入るために列を作っていたという。しかし、Universal Filmsのスポークスマンは「Eminemはここにはいない。今はスタジオにいて映画のサウンドトラックを仕上げているところだ」と言いながら、騒ぎを抑えようとしていた。

Eminemの登場は安全上の問題から秘密にされていた。このイベントの共同スポンサーResident Halls Associationの会長Tim Lissは、State Newsに次のように言っている。「出来るだけ、控えておきたかった」「映画を観たいと思う人にだけ集まってもらいたかったんだ。学生達は素晴しい映画を観て、さらに予想外のボーナスを貰うわけだ」

このサプライズ・ショウの模様は収録され、11月6日午後10時から「MTV Jammed」で放映される。

オスカーを受賞したBrian Grazer(『A Beautiful Mind』)がプロデュースし、Curtis Hansonが(『L.A. Confidential』)メガホンをとった『8 Mile』は、11月8日から劇場公開(米国)。Eminem、Jay-ZNazGang Starr、Rakim、XzibitMarcy Gray、50 Centがフューチャーされたサウンドトラックは10月8日に米国リリースされている。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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