トム・ぺティ、ウクレレを教えてくれたジョージ・ハリソンに感謝

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Tom Petty & The Heartbreakersは11月29日(金)にロンドンのRoyal Albert Hallで行なわれるGeorge Harrisonのトリビュート・コンサートの準備を進めているが、彼らがHarrisonに捧げるのは敬意だけではないようだ。

Tom Pettyの新作『The Last DJ』にはPettyとHeartbreakerのScott Thurstonによるウクレレがフィーチャーされている。ウクレレはHarrisonが最も好きだった楽器だ。実際にPettyは、Traveling Wilburysの1stアルバムを制作していた頃、Harrisonからウクレレを紹介してもらったと話している。

「そう、数年前に彼から演奏を教わって、ウクレレを1本もらったよ。もちろん、彼とは何年も親友だった。2人でよくウクレレをプレイしてね。とても楽しかった。ちょっとしたお遊びって感じでね。Georgeがいなかったら、ウクレレのことなんてまったく知らなかっただろうな。彼に教えてもらったことを今も感謝してるよ」

ウクレレでHarrisonに敬意を表する友人はPettyだけではない。Paul McCartneyは29日のコンサートに参加し、『Back In The U.S.』のCDとDVDにも収録されているHarrisonの「Something」をウクレレの弾き語りで演奏する。この曲はまた、11月27日(金)午後9時(米東部標準時)にABCで放送される同名のTV特番でもフィーチャーされる予定。

27日のトリビュート・コンサートに参加するのはPettyとMcCartneyのほかに、Ringo Starr、Harrisonの遺作『Brainwashed』をプロデュースしたJeff LynneRavi Shankar、Leon Russell、Jools Holland、Jim Keltner、Joe Brown、Monty Python's Flying Circusのメンバーら。また、未確認ながらBob Dylanの出演も見込まれている。

コンサートの収益は、長期にわたるガンとの闘いの後に亡くなったHarrisonの一周忌を記念し、Material World Charitable Foundationに寄付される。同団体は芸術、音楽、教育、障害を持つ人々を支援している。

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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