ジャム・マスター・ジェイ殺害の容疑者が強盗に失敗し逮捕される

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Run-DMCのDJ、Jam Master Jay(Jason Mizell)殺害に関し事情聴取を求められていたRonald“Tinard”Washingtonが、12月9日(月)に逮捕された。Washingtonともう1人の男Ernest Williamsは、ニューヨーク、フローラルパークにあるモーテルの従業員に強盗を働いたとされている。

警察は20分間のカーチェイスのあと、Washingtonの車(Hundai'01年型)がほかの車に衝突したところで2人を取り押さえた。逮捕される際、WashingtonはMark Whiteという名前を使おうとしたが、警察は指紋から本当の身元を発見した。

Washingtonは10月30日にJam Master Jayが射殺された現場であるスタジオの外で目撃されている。情報筋によると、もう1人の人物がJam Master Jayを撃つ間、Washingtonが見張りをしていたのではないかと言われている。警察は事情聴取のため、事件以来姿を隠していたWashingtonの行方を追っていた。

Washingtonともう1人の人物はCurtis Schoonに雇われたのではないかという説が現在、捜査されている。Scoonは数年前、ドラッグを買おうとした際に2人が3万ドルを騙し取られたことでJam Master Jayに対し恨みを抱いており、10月の初めにはJam Master Jayに支払いを要求する電話を何度もかけていた。

関連ニュースでは、ニューヨーク警察がJam Master Jayのビジネス・パートナーでラップ・グループRusty WatersのメンバーであるRandy Allenを釈放した。Waltersは50万ドルの保険金を受け取るため、ビジネス・パートナーであるJayの殺害に関与している可能性があると報道されていた。Allenは、殺害に関与したという報道が自分の命まで危険にさらし兼ねないと恐れていたという。

Yves Erwin Salomon, New York (C)LAUNCH.com
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