ジェーンズ・アディクション、'03年にニューアルバムをリリース

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Jane's Addictionが'03年の夏にWarner Bros. Recordsから10年ぶり以上となるスタジオ・アルバムのリリースを計画している。また、ワールドツアーの予定もあるようだ。

ロサンゼルス出身の彼らは現在ニューアルバムの仕上げの真っ最中で、タイトルは『Hypersonic』になる予定。作品をプロデュースするのはベテランのBob Ezrin(Pink FloydLou ReedAlice Cooper)で、A&M Recordsとそのスタジオの跡地にあるロサンゼルスのHenson Recordingでセッションが行なわれている。

Jane's Addictionの最後のスタジオ・アルバムは、オルタナティヴ・ラジオの定番となったビッグヒット「Been Caught Stealing」を収録した『Ritual De Lo Habitual』('90年)。

「Jane's AddictionのメンバーやプロデューサーのBob Ezrin、彼のパートナーのBrian Virtueといった、新しい友人たちと一緒にクリエイトする時間が持てて本当にすばらしいよ」とギタリストのDave Navarroはバンドのオフィシャル・サイトに書いている。

「Bobは他にはない最も歓迎すべき見方を持っていて、クリエイターやプレイヤーとして一番いいものを俺たちから引き出してくれる」とNavarroは述べている。「BobとBrian、Jane's Addictionのメンバー全員のエネルギーが組み合って、バンドはキャリアの中で今までになく、最高に快適で楽しい時間を過ごしている。これ以上ハッピーで、自由で、みんなが1つになったことはないよ」

ラインアップの変更では、元ベーシストのMartyn LeNobleに代わってChris Chaneyが迎えられている。ChaneyはAlanis MorissetteAndrew W.K.らとの仕事でクレジットされている。LeNobleはかつてJane'sのヴォーカルPerry FarrellとドラマーのStephen Perkinsによって結成された'90年代のバンド、Porno For Pyrosに在籍していた。

バンドの最後のリリースは、Red Hot Chili PeppersのFleaをベースに加え、Farrell、Navarro、Perkinsらがレコーディングした新曲に昔のマテリアルをミックスした『Kettle Whistle』('97年)。'01年にバンドは再結成し、Farrell自身が一部を発したCoachella Valley Arts and Music Festivalを含むいくつかの日程でプレイした。

Jane's Addictionは12月28日にデンヴァーのフィルモアで、12月31日にはロサンゼルスのWiltern Theatreでプレイする。バンドは1月半ばからオーストラリア・ツアーをスタートする予定。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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