エルヴィスの娘、リサ・マリー・プレスリーがアルバムデビュー。元スマパンのビリーも協力

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Lisa Marie Presleyのデビュー・ソロアルバム『To Whom It May Concern』が、4月8日(米国)にCapital Recordsからリリースされる。

このアルバムでPresleyは、Eric Rosse(Tori Amos)、Andrew Slater(Fiona Apple)、Glen Ballard、元Smashing Pumpkins/ZwanのフロントマンBilly Corganといった業界の大物の助けを借りている。また、彼女の最初の夫であるDanny Keoughとのコラボレーションもある。

Elvis PresleyとPriscilla Presleyの娘で34歳になる彼女は、「Dannyは世界で一番の友達。いつも一緒に曲を書いてるわ」と語っている。「彼は、私が歌ったり曲を書いたりする理由の大きなパートを占めてるの。彼抜きでこのアルバムを作るつもりはなかったわ」

Billy Corganの参加について、Presleyはこう説明している。「Billyとはここしばらく、私が曲を書くようになって以来の友達よ」「アルバムに入れるつもりだった最初の何曲かを彼の前でプレイしてみたら、“ああ、ダメ、ダメ! オーケー、何をやろうとしてるのかはわかる。でもダメ”って言われたわ」

Presleyはこう続ける。「彼、私には厳しかったわよ。1年後、彼は私がライターとして成長してるって聞いたみたい。だから、“私と一緒に曲を書いてよ”って言ったの。彼ってダークな部分が得意でしょ。これはダークよ。でも、2人で一緒になってダークなものを書いてたら、オーケー、誰かさっさと私の頭を撃ちなさいよって感じになっちゃった。それで、ちょっと手を加えなきゃいけなかったわ。もう、これを聴いても自殺したいとは思わないはずよ」

Presleyはタイトル・トラックをはじめアルバムのほとんどの曲を書いており、この曲で彼女は子供たちを処方薬づけにするのは止めようと呼びかけている。これはPresleyがずっと声高に訴えてきたメッセージで、昨年9月26日の議会聴聞会では合法的な向精神薬の常用と、それに頼らない選択について演説している。

『To Whom It May Concern』に収録される全トラックリストは、「S.O.B.」「The Road Between」「Lights Out」「Better Beware」「Nobody Noticed It」「Sinking In」「Important」「So Lovely」「Indifferent」「Gone」「To Whom Ie May Concern」。

「これが私。このアルバムは私そのもの。どの曲もね。私が本当はどんな人間なのかわかるはずよ。タブロイド紙や誰かの話してる私とは違ってね」

Jason Gelman, New York (C)LAUNCH.com
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