エミネム、ファンク・ブラーザズらがデトロイト・ミュージック・アワードを獲得

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EminemとMotownのセッショングループFunk Brothersが2003年デトロイト・ミュージック・アワードを獲得した。授賞式は4月11日(金)、デトロイトにある州立劇場で行われ、映画『8 Mile』('02年)のサウンドトラックに収録されているEminemの「Lose Yourself」が最優秀国内シングル賞を受賞した。Funk Brothersのドキュメンタリー映画『Standing In The Shadows Of Motown』のサウンドトラックは、最優秀国内アルバム賞に輝いた。同賞にはEminemの2作、『8 Mile』サウンドトラックや『The Eminem Show』、Uncle Krackerの『No Stranger To Shame』がエントリーされていた。

最多部門に輝いたのは元Rebel Heelsのメンバーだったシンガー・ソングライターのLiz Larinだ。Larinは10部門にノミネートされ、次の6部門で賞を獲得した。

最優秀ロック/ポップ・レコーディング賞(『The Story Of O-Miz』)、最優秀ロック/ポップ・ヴォーカリスト賞、最優秀ロック/ポップ演奏者賞、最優秀ロック/ポップ・アーティスト賞、最優秀アコースティック/フォーク・ヴォーカリスト賞、最優秀アコースティック/フォーク・ソングライター賞。

複数部門で賞を獲得したのは他にSista Otis、Brothers GrooveのChris Codish、カントリーグループのWrenfields、カントリーシンガーのTracy Leigh Bechardら。

また、授賞式ではテクノのパイオニアKevin Saunderson、ベテラン・ロックラジオDJのKaren Savelly(現WCSX-FM)、デトロイトの音楽誌『Jam Rag』にDistinguished Achievement Awardsが贈られている。

当日はまた、'02年のPhiladelphia ExperimentをモデルにしてRopeadope Recordsがプロデュースしたテクノ・ジャズ・R&Bグループ、Detroit Experimentのパフォーマンスも行われた。

受賞者の完全リストはdetroitmusicawards.comで見ることができる。

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