ローリング・ストーンズ、ようやくUKツアーを開始

Mick Jaggerの健康状態が回復し、The Rolling Stonesがようやく母国での＜Lick＞世界ツアーを開始した。バンドは、Jaggerがインフルエンザにかかったため、英国ツアーの初日にあたる土曜日（８月23日）の公演を延期していた。

バンドは、ロンドンのトゥックナム・ラグビー場でのコンサートを「Brown Sugar」でスタート。BBC.comによると、その後、５万人の観客に向かいJaggerはこう話したという。「ようこそ、ようこそ。今夜が英国ツアー初の夜だ。初日になる予定ではなく、君たちが初日の観客になるはずもなかったが、とにかく、こうなってしまった……。みんながこの場にいてくれて、うれしいよ」

今年Stonesが、健康上の問題からツアーの日程を変更したのは初めてのことではない。８月20日のアムステルダム公演を延期しただけてなく、Jaggerの喉頭炎を理由に８月６日にスペインのベニドームで行なわれる予定だった公演も延期されている。また今年の初めには、アジアで行なわれる予定だった日程の一部がSARSの流行を懸念しキャンセルされた。

Jaggerの喉頭炎を理由に延期されたスペイン、ベニドームでの公演は、９月18日に振り替え公演が行なわれる。ロンドン公演は９月20日、アムステルダム公演は９月22日に日程が変更される予定。

Stonesは次に、ロンドンのクラブ、アストリア（８月27日）でプレイする。

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