ザ・フー、夏のワイト島フェスティヴァルに出演決定

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ザ・フーが、来年の<アイル・オブ・ワイト>ロック・フェスティヴァルへ出演することが決まった。バンドは、'70年にも同フェスティヴァルでプレイしているが、その際にギターやステージの機材を破壊したため、主催者から2度と出演させないと言い渡されていた。

しかしフェスティヴァル自体が、その年を最後に、地元の人々の反対を受け30年以上開催されていなかった。どうやらザ・フーへの通告は時効となったようだ。

バンドは、33年前の同フェスティヴァルで3時間に及ぶショウを展開。ロックオペラ『Tommy』の13曲や「My Generation」などをプレイした。当時のザ・フーのお決まりパフォーマンスである、ピート・タウンゼントはギターを、キース・ムーンはドラムを破壊してショウを終えた。日本では先月、この伝説のライブを収めたDVD『ワイト島ライブ1970』がワーナー・ジャパンより発売されている。

ワイル島で行なわれる<アイル・オブ・ワイト>ロック・フェスティヴァルは、来年6月11日から13日まで開催される。すでにデヴィッド・ボウイステレオフォニックスらの出演が発表されている。ザ・フーは、12日のヘッドラインを務める予定。

Ako Suzuki, London
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