みんなから届いた声とアーティスト達とのコラボレーション!

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みんなから届いた声とアーティスト達とのコラボレーション“VOICE OF LOVE”!


「VOICE OF LOVE~上を向いて歩こう」

2003年12月10日発売
BVCR-19614 1,260(tax in)

<収録曲>
1 Voice of Love ~上を向いて歩こう
(Original Mix)
2 Voice of Love ~上を向いて歩こう
(REMIX)
3 Voice of Love ~上を向いて歩こう
(ORIGINAL INSTRUMENTAL)
4 Voice of Love ~上を向いて歩こう
(REMIX INSTRUMENTAL)
音楽プロデューサー、今井了介が、“純粋な音楽のパワーを信じたい”と自らが企画し、音楽の前向きなパワーを通じて次世代の子供達に希望ある未来を応援したいとスタートしたプロジェクト“VOICE OF LOVE” 。

BARKSではプロジェクト始動の記者会見(その模様はこちら)などもお伝えしたが、遂にそのCD作品「VOIC OF LOVE~上を向いて歩こう」が12/10にリリース! 様々なアーティストがマイクリレーで歌い上げ、それと共に楽曲の中には携帯電話から寄せられた声の中から1万人の“VOICE OF LOVE”という声が重ね合わせて作られている。まさに世代、人種、国境を越えて、みんなが声を出して普遍的なメッセージを伝えた作品に仕上がった。今回、このCDの収益金は、発展途上国の子供達のため、学校建設や楽器寄贈のためにNGO団体に寄付される予定だ。とにかくこの楽曲自体、音楽的にも素晴らしい仕上りなので、ぜひ多くの人に聴いてもらいたい。

またBARKSでは、この作品にも参加したTLCのCHILLIにインタヴューを敢行。TLCはベスト盤『Now & Forever-The Hits 』もリリースしたばかりだが、TLCの活動と共に成長したCHILLIへ、母親としての想いなども訊いている。また、現在行なわれている<VOICE OF LOVE 2003 Special Live Tour>、参加アーティストほぼ全員が集結した東京公演の模様もいち早くレポートします!!!

●TLC CHILLIへのインタヴュー映像

 画像をクリック
ベスト盤『Now & Forever-The Hits 』を11月にリリースしたばかりのTLC。TLCの12年間の歴史を振り返って、改めて想うこと、一番心に残るコンサート、普段訊けないようなハプニングなどをCHILLIが語る! また、今回“VOICE OF LOVE”プロジェクトに参加した感想や、自身が一児の母として想うことなどCHILLIのパーソナルなところにも迫る!
●「VOICE OF LOVE」PV&試聴公開

 
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「VOICE OF LOVE~上を向いて歩こう」の
プロモーションビデオ公開。



「VOICE OF LOVE~上を向いて歩こう」の
試聴はこちら

<VOICE OF LOVE 2003 Special Live Tour>ライヴレポート@東京STUDIO COAST
12/19(金)、新木場のSTUDIO COASTにて<VOICE OF LOVE 2003 Special Live Tour>の東京公演が開催された。開演前から会場近くには若いBボーイ、Bガールが続々と集結。<VOICE OF LOVE>のメッセージ、そしてこのプロジェクトのコンセプトが若い層にも確実に届いていることを実感した。会場に入るとすでに中は満員、独特の熱気に支配されていた。

オープニングを務めたのはAI。スキルフルなラップでオーディエンスを盛り上げていく。かと思えば「戦場のメリークリスマス」では切なく歌うなど、多彩な面を見せる。次に登場した弱冠15歳のEMYLIは、「RAIN」を情感たっぷりに歌い上げた。そのEMYLIの若さと好対照だったのが、次に続いたL.L BROTHERS。大人の男の渋さでダンディなR&Bナンバーを披露。MICHICOはMCで「ソロのライヴは初めて」と緊張気味に話していたが、声量豊かで芯のある声で見事に歌いきった。山本領平は「<VOICE OF LOVE>の“VOICE”は皆さんの声のこと」と観客に伝えると、2月にリリースの新曲「Set Free」を披露。キュートなファッションで登場したkazamiは哀愁漂うスローチューンを聴かせ、続いて登場したこちらもキュートな女性ラップ・デュオのBENNIE Kはオーガニックなトラックに乗せて躍動感あるラップを聴かせた。こうした個性も違う、様々なアーティストを観ることができるのもこのイベントの魅力だ。

後半は、Booが力強いリズミカルなラップを聴かせると、海外からのゲストLENA PARKが登場。ピアノとアコギをフィーチャーしたしっとりと切ない曲で、素晴らしい歌唱力を披露した。続くHI-Dが、ハートウォーミングなスローバラード「君がいるから」で会場を沸かせるとピンクのトップスで登場したTinaは「思いが世界に届きますように」とMCをし、ハスキーでハリのある力強い歌声で「Magic」など3曲を披露。DJ KAORIがショーン・ポールのミックスで会場を盛り上げ、Tylerは2人の女性ダンサーとセクシーなダンスを見せた。そして、いよいよZEEBRA&DJ KENBOが登場。「時間が短めだからガッツリ飛ばして行くぜ」と、序盤からハイテンションなラップ。「Bボーイズ、Bガールズ、24日に予定ないやつはオレんちでパーティな」とZEEBRAが言うと会場からは大きな歓声が沸いた。続いて黒い和服で登場したLISAもハイテンションに飛ばし、コール&レスポンスで会場を一つにした。

そしてラスト、出演アーティスト全員がステージに上り、プロジェクトの発起人、今井了介が子供を抱いてステージに上がり、挨拶をした後、会場も一体となって「VOICE OF LOVE ~上を向いて歩こう」を合唱。最後にスペシャル・ゲストとしてTLCのチリも登場。「今日は体調が悪くて歌えないけど、TLCはこれまでも子供たちのためのプログラムに参加してきた。日本に来れてうれしいわ」と挨拶、大歓声が起こった。

音楽を通じて心をひとつにできたことで、もっと大きな可能性にチャレンジできるのではないか? そんな気分にさせられた一夜だった。

取材・文●末吉靖永

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