A・モンキーズ、新曲誕生のきっかけは大阪の謎の人物

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アークティック・モンキーズのニュー・シングル「Brianstorm」は、大阪で出会った奇妙な人物にインスパイアされ誕生したという。バンドは大阪公演の後、楽屋を訪ねてきたブライアンと名乗る人物に大衝撃を受けたそうだ。

フロントマンのアレックスは『The Sun』紙のインタヴューでこう話している。「彼が部屋から出て行ったとき、俺たち、ちょっと呆気に取られてたよ。で、彼がどんな人物だったか書き出したり絵に描き始めたんだ」ギタリストのジェイミーは、そのブライアンなる人物の服装をこう描写している。「ほんとにヘンだった。名刺もって現れたんだ。丸首のTシャツにネクタイゆるめに着けてさ。そんな格好した奴、それまで見たことなかったよ。彼はまるで、人の頭の中に入り込もうとしている感じだった。俺たち、格好見て、たまげちまったんだ」

Tシャツにネクタイ、なさそうでありそうな気もするが、ブライアンという人物はそれだけではない特異なオーラを発していたのかもしれない。一体彼は何者なのか……、探り当てるのは難しくないのだろうが、ジェイミーは謎のままにしておくのがいいと続けている。「衝撃を受けたのは確かだ。彼はマジシャンだったのかもしれない。いまも、この辺にいるのかも。でも、彼が誰だかわかったら、つまんなくなるだろ」

先週半ば、英シングル・チャートでのトップの座を巡り、ビヨンセ&シャキーラのトラック「Beautiful Liar」とし烈な争いを繰り広げていた「Brianstorm」だが、巻き返すことができず1位獲得はままならなかった(参照:https://www.barks.jp/news/?id=1000031108)。これには大阪のブライアンもガッカリしていることだろう。

Ako Suzuki, London
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