デイヴ・グロール、クラプトンのおかげでマッカートニーと共演

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グラミー・アワーズでポール・マッカートニーと共演したフー・ファイターズのデイヴ・グロール。数多くあったパフォーマンスの中でも注目されたものの1つだったが、このコラボは最初からハイライトとして計画されていたものではなかったようだ。マッカートニー御用達のドラマーが空いておらず、その代役としてグロールにお呼びがかかったという。

dotmusicによると、ポール・マッカートニーはこう話しているそうだ。「デイヴ・グロールとは2008年、リバプールでやった僕のコンサートで共演してるんだ。僕のドラマー、エイブラハム・ラボリエルと一緒にプレイしたんだよ。エイブラハムがグラミーのとき空いてなくてね。ミスター・(エリック・)クラプトンと一緒に日本にいたんだよ。だからデイヴに電話して“できない?”って訊いてみたんだ」

グラミーで、ポール・マッカートニーはデイヴ・グロールのドラムをバックにザ・ビートルズの名曲「I Saw Her Standing There」をプレイした。デイヴ・グロールはそれだけで満足できず、前日シークレット・ウォーム・アップ・ショウを開こうとポール・マッカートニーを説得しようとしていたとの話もある(その逆で、ポール・マッカートニーがデイヴ・グロールを説得しようとしていたという説もある)。残念ながら、そちらは実現しなかった。

Ako Suzuki, London
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