SOPHIA松岡充、闘病中の都啓一と劇場版『仮面ライダーW』主題歌を制作

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■ 松岡充からのコメント全文

仮面ライダーと自分の生まれた年が同じということもあり、子供の頃から仮面ライダーに憧れていました。そんな僕が主人公“W”に相対する最凶の仮面ライダーになれるとは思ってもいませんでしたが、主人公を脅(おびや)かすほどのライダーになれたこと、そして俳優としての本編出演に加え、制作プロデューサーから主題歌を創って欲しいと言われ、ミュージシャンとしても“W”という作品に参加出来るということに、この上ない喜びを感じました。

「人は誰しも一人では生きていけず、人間が生きていく上で最小の単位は、実は二人なのではないか?」

と持論ですが、常々、自身の作品のテーマとして捉えています。映画を観に来てくれる子供達や、少年少女の心を持つ大人達にも、このメッセージを伝えられるよう楽曲を制作しました。

楽曲タイトル「W(ダブル)」の由来は、2つあります。ひとつは、左翔太郎(桐山漣)とフィリップ(菅田将暉)という二人の『W』。仮面ライダー史上初めての試み“二人で一人の仮面ライダーになる”という今作のテーマの『W』です。

もうひとつは、SOPHIA松岡充と都啓一という二人の『W』。この主題歌のため僕は候補曲をいくつか上げていましたが、同時に都啓一に楽曲を依頼することを思い立ちました。これまで15年間SOPHIAとしてバンドにこだわり活動してきましたが、都がろ胞性悪性リンパ腫という病を患ったことでライヴ活動を休止しました。「ライヴ活動は出来なくとも、楽曲創りは出来る。それが都の勇気に繋がるだろうし、命をかけた闘病から生まれるメッセージはきっと未だ見ぬ誰かの勇気になるはず」と提案し、僕と都啓一の二人でこの楽曲を創ることに至りました。

歌詞は、一見すると、“ネガティブ”な印象を受けるかもしれませんが、映画を見終わった時にこの楽曲を聴いてもらえると、“ネガティブな感情や自分の弱さを受け入れてみよう。そこで初めてポジティブな感情が生まれるんじゃないか”と感じてもらえたらなと思っています。“頑張れば何でも出来る”というただ無責任な歌詞ではなく、生きていると辛いことや悲しいことはたくさんありますし、頑張っても出来ないこともある。だけど、そこで自分の存在価値や生を諦めるのではなく、“それでも生きていれば、なんとかなるんじゃないか?”と投げかけたいのです。

なんとかなる、というのは、独りじゃないというメッセージの裏返しでもあります。『W』映画と楽曲を通して、様々な世代の方に感じてもらえたならば幸いです。

SOPHIA 松岡充

◆SOPHIA・松岡充、闘病中の都啓一と劇場版『仮面ライダーW』主題歌を制作

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