アリス・クーパーが認める3バンド

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アリス・クーパーが、いまの音楽シーンについて語った。ロックでもフォーク系だったりソフト過ぎて物足りない中、認めているバンドが3つあるそうだ。

◆アリス・クーパー画像

かねてより「マムフォード&サンズのようなバンドはロックンロールじゃない」と口にしているクーパーは、音楽ブログHighway 81 Revisitedのインタビューでこう話した。

「フー・ファイターズはいまある数少ないロック・バンドの1つだ。フー・ファイターズは確固たる純粋な70年代のロックンロール・バンドだ。スラッシュのバンドThe Conspiratorsも同じだ。アクセル・ローズのガンズ・アンド・ローゼズもな。この3つのバンドはエアロスミスやオジーのブラック・サバス、アリス・クーパーと同じようにロックンロールしている。俺らはギター・ロックに身を捧げているバンドだ。俺らのアンプラグドなんて聴くことはないだろう。少なくても、アリス・クーパーのアンプラグドはないと保証できる。俺はそういうのが好きなんだ」

「若いバンドでいいのもいっぱいいると思う。いまはフォークの時代だな。俺にとっては、退屈なバンドばかりでさえない時代だ。こう言っちゃ悪いが、新たなバックチェリー、新たなガンズ・アンド・ローゼズ、新たなモトリー・クルーなんかが出てくる時代が早くやって来ないかって思うよ」

アリス・クーパーは現在、1970年代の彼のお気に入りを集めた初のカバー・アルバムを制作中。すでに7曲が終了しており、あと5~6曲にヴォーカル入れれば完成だという。亡くなった飲み友達の曲を取り上げたといい、ジョン・レノン、ジム・モリソン、ジミ・ヘンドリックス、T・レックス、スモール・フェイセズなどをカバーしているそうだ。

Ako Suzuki, London
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