ザ・スミス、6年前に再結成しそうだった

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ジョニー・マーが、自伝『Set The Boy Free』からの抜粋を英紙『The Guardian』で公開。2008年にモリッシーと会い、ザ・スミスの再結成について話したことを明かした。

◆ジョニー・マー画像

「2008年9月のある日、僕らはマンチェスター南部でたった数マイルしか離れていない場所にいて、近くのパブで会うことにしたんだ。僕は彼に会うのを楽しみにしていた。最後に会ったのは10年かそれ以上前だった。それぞれの近況や家族のことを話し、ちょっとだけ昔を偲んだ」

彼らは何時間も話し込んだといい、「とうとう“あの話題”が出た。何年もザ・スミスが再結成するって噂が流れていたが、それはいつも事実と違った」「僕ら突然、バンドの再結成が可能かどうか話し始めた」という。

そのときは素晴らしいアイディアだと思ったそうだ。「新しいドラマーを見つけなきゃいけないだろうが、もしザ・スミスが再結成したいとなったら、ものすごくたくさんの人をすごくハッピーにするだろう。そして、それぞれの経験により、僕らは前より良くなっているかもしれない」

2人は連絡を取り合い、また会おうと計画したが、マーが当時在籍していたザ・クリブスとメキシコへ行っていた期間、連絡が途絶え、以前のように会話を交わすことはなくなったという。

「物事は、以前のように、そして僕がいつもそうなるだろうと予想している状態に戻った。僕らの間には離反と不信感が残った。それは残念だった」

詳しくは、英国で11月3日に出版されるマーの自伝『Set The Boy Free』にて。『Set The Boy Free』はAmazon.co.ukで、予約だけですでに“ベスト・セラー”マークがついている。


Ako Suzuki
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