【レポート・インタビュー】城之内早苗、『DAM CHANNEL演歌』の五代目MCに就任。中澤卓也からバトンタッチ

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カラオケDAMで、カラオケが演奏されていない間にモニター画面で放映されている、「演歌・歌謡」に特化したスペシャル番組『DAM CHANNEL演歌』。毎回ゲストの演歌・歌謡歌手とのトークや歌を楽しめる番組として、カラオケと共に愛されている番組だ。2017年の番組スタート以来、『DAM CHANNEL演歌』のMCは初代MCの川野夏美から、二代目の岩佐美咲、三代目の瀬口侑希、そして四代目にして初の男性MCとして2020年10月から中澤卓也が担当してきた。この度、2021年10月より演歌歌手・城之内早苗が五代目MCとして就任することが決定、恒例のMC交代式が行われた。

◆MC交代式 写真

MC交代式が行われた北とぴあ つつじホールは、「DAM CHANNEL演歌」がこれまで度々番組の公開収録を行ってきた会場として知られている。この日は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、無観客での収録となっていたものの、出演者の歌声やトーク、スタッフの笑い声などが広いホールに響く和気あいあいとした楽しい収録風景を見ることができた。

MC交代式ではまず、四代目MCを務めた中澤がステージに上がって挨拶を行なった。「私、中澤卓也がMCに就任させてもらって、あっという間に1年が経ちました。本当にいろんなゲストの方から毎回いろんなお話を伺うことができて、僕自身もMCというすごく楽しみながらお届けできたかなと思っています。ここで、みなさんにお知らせがあります。私、中澤卓也はMCを卒業することになりました。お別れするのは本当に寂しいですし、もっともっといろんなゲストの方のお話を聞きたかったです。でも、僕の次は素敵な先輩が五代目MCを務めてくださいます。それでは五代目MCの方を紹介します。『DAM CHANNEL演歌』五代目MCは、城之内早苗さんです!」。紹介を受けて黒地に赤い模様が入った着物姿でステージに上がった城之内は、「よろしくお願いします。卒業おめでとうございます」と中澤に声をかける。


MC交代式で恒例となっているのが、『DAM CHANNEL演歌』MCの証としてバトン代わりに大きな金色のビッグマイクが新MCに渡されるセレモニー。だが時節柄、中澤と城之内はソーシャルディスタンスを取っており手ずからでは渡すことができず。そのため、城之内が自らステージ上に置かれたビッグマイクを取りに行き、抱きかかえた。中澤からビッグマイクを持った感想を聞かれた城之内は、「いろんな意味での重さというか、この番組の大きさを感じております。どうなんですか?この番組を上手く回していくコツは?」と早速中澤にアドバイスを求める。中澤は先輩に対して謙遜しつつ、「唯一、気を付けてほしいのは、変な占い師みたいな恰好だけはしないようにしてください(笑)」と、この日の収録でのあるシーンで見せた自身の占い師風扮装にかけて笑わせた。また、いろんなゲストの方のお話を聞いてすごくためになったことを伝えると、城之内は「楽しみながらやっていらっしゃるなと思ったので、私自身すごく楽しみです。中澤さん、おつかれさまでした」と1年間MCを務めた中澤を労い、五代目MC・城之内早苗が誕生した。

その後2人は、1985年に田原俊彦と研ナオコがToshi & Naoko名義でリリースしたヒット曲「夏ざかり ほの字組」をデュエット。懐かしい曲だが、夏らしい華やかなポップスをスーツ姿の中澤と着物姿の城之内が歌う様子はとても新鮮で、2人のボーカルのハーモニーも楽しめた。

おニャン子クラブのメンバーとしての活動から、1986年に「あじさい橋」で演歌歌手としてデビュー以来、今年で歌手生活35周年記念となる城之内。ベテラン歌手に域に達した風格も備えながら、持ち前の親しみやすく明るいキャラクターと、ユーモアたっぷりなトークで、五代目MCとして『DAM CHANNEL演歌』をより一層楽しく盛り上げてくれそうだ。

取材・文◎岡本貴之

◆城之内早苗(五代目MC)インタビュー
◆中澤卓也(四代目MC)インタビュー
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