ポール・ディアノ、アイアン・メイデンのスティーヴ・ハリスとクロアチアで再会
元アイアン・メイデンのヴォーカリスト、ポール・ディアノが5月21日、クロアチアの首都ザグレブで6年ぶりとなる公演を開催し、市内で元バンド・メイトのスティーヴ・ハリスと再会したという。アイアン・メイデンは翌日(22日)、ザグレブでヨーロッパ・ツアーを開幕した。
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ディアノは1978~1981年にアイアン・メイデンに在籍し、バンドのファースト『Iron Maiden』(1980年)とセカンド『Killers』(1981年)の2枚のアルバムを制作した。この再会に本人たちからコメントはなされていないが、同行していたクロアチアの作家Stjepan Jurasは、ふたりが楽屋で和やかに談笑する動画や写真をFacebookで公開している。
ディアノはアイアン・メイデンの初日公演を観に訪れており、写真や動画はアイアン・メイデンのバックステージで撮られたもののようだ。
ディアノは自身の公演で、「Wrathchild」「Prowler」「Phantom of the Opera」などアイアン・メイデンの楽曲も多數披露した。
彼は長年痛めていた膝の手術をクロアチアで受けることとなり、現在、手術に向け、理学療法やリンパドレナージの治療中だという。21日の公演は車いすに座ったまま行われた。この先公開されるディアノのドキュメンタリー用に、公演の撮影も行われたそうだ。
Ako Suzuki
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