Red Hot Chili Peppers、Moby、ビール無しでもフェスティバルで熱演【その1】

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 8月5日(土)、主催者であるビール会社、Rolling Rockの本拠地であるペンシルベニア州ラトロブで開かれたRolling Rock Town FairでRed Hot Chili PeppersMoby等がメインアクトを務めた。今年が初回となるこのイベントでは、アーティストもファンも若干の消化不良の苦痛を味わうこととなった。

 Mobyは、混みすぎのトイレに文句を言っていた。また、Red Hot Chili Peppersのベーシスト、Fleaは、“おてんとうさん”と呼びかけ、メインアクトでありながらまだ明るい太陽の下で演奏するという違和感を口にした。また、ビールの販売が予定の午後5時半より1時間も早く止められてしまい、払い戻し不可のビール券を握り締めた入場者達が怒り、暴動を起こしそうになった。しかし、この日の“この夏一番のイベント”の主催者は、イベントは成功だとし、来年は(1日だけでなく)週末3日間行うことも考えると発表した。

 このフェスティバルでは、他にFilterFuelOur Lady PeaceMarcy Playground、第2ステージでは5アーティストが出演し、その他の催し物として、ふれあい動物園やポニー乗り、パイ食いコンテストなどが行われ、入場チケットは売り切れで、少なくとも3万5千人の人がこの田舎の町ラトロブを訪れた。ステージは午前11時50分に始まり、午後7時過ぎには終了となった。この間の運営は、Woodstock'99の火災事故や Roskilde Festivalでの将棋倒し死亡事故のようなことが起こらぬよう、慎重に計画的に行なわれていた。

 3ヶ所あった満員のビアガーデンの内の1つで喧嘩が起こり、その為に予定より早くビールの販売が止められてしまった為、“ビール券”の払い戻しを求める入場者が運営事務所に殺到した。さらに、照りつける太陽の熱でより苛立った群衆は“Rolling Rocksサイテー!”と声をそろえて叫び始めた。
「(主催者は)計画を間違ったね。でも、もし奴等の目的が暴動を起こすことだったなら、計画通りに進んでるって言えるけどね」とは、ピッツバーグから来たJonathan Barnesの意見だ。
 他にも、メインステージエリアに出入りするのに狭い出入り口を家畜みたいに追い立てられたとか、離れたところにある駐車場へのシャトルバスに乗るのに長時間待たされた等の苦情が出ていた。
「私どもの今年の開催での目標は、本当に安全なイベントを行い、成功させることであり、また今年の開催の経験から学び、来年は出来れば全国各地でイベントを行うことです」とRolling Rockのブランドマネージャーであり、イベントの主催者であるJon Geneseは語った。
「(ビールの販売の)終了にも関わらず、素晴らしいイベントが続けられた」

【その2】へ続く
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