ノー・ダウトのヒップホップ・トラックが先送りに

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ヒップホップ・プロデューサーのTimbaland、Neptunesらの手によるNo Doubtの曲がグループの次期アルバム『Rock Steady』から最終段階で引き抜かれてしまった。しかし、将来的にリリースされる可能性はまだある。

No Doubtのギタリスト、Tom Dumontはそれらの曲は「アルバムに合わなかった」と言い、だからといって質が悪いわけではないとLAUNCHに語る。

「いい曲なんだ。いつかきっと陽の目を見る時が来ると思うよ」「ちょっとヒップホップしすぎて、レコードの他の曲と合わなかったんだ」

Timbalandの曲は“It's A Fight”というタイトル。Neptunesが『Rock Steady』の1曲目(Nellee Hooperのプロデュースによる)“Hella Good”を共作し、一方でそのプロダクションチームとNo Doubtは、R&BディーヴァのKelisに渡された別の曲に取りかかった。ヴォーカルはGwen Stefaniに入れ替わったが、Dumontをはじめ、ベーシストのTony Kanal、ドラマーのAdrian Youngらは各パートをそのままキープしている。

「Neptunesはすごく才能がある」とDumontはLAUNCHに語る。

「彼らといっしょに仕事をして楽しかったよ。エネルギーにあふれ、すごくクリエイティヴで、スタジオにはポジティヴなヴァイブが満ちていた。だけど、ロックバンドってことを考えると、プロデューサーとしての彼らは、それに合った曲を作り出せなかったんだ」

『Rock Steady』は12月18日発売で、No DoubtとPrince、元Carsのリーダー、Ric Ocasek、Madonnaの相棒William Orbit、EurythmicsのDave Stewart、Jamaicanのチーム、Sly & Robbie、Steely & Clevieらとのコラボレーションをフィーチャーしている。

No DoubtはU2の前座として10月25日(木)にニューヨークからツアーをスタートする。

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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