ポール・マッカートニー、クィーン、オジー・オズボーン他、バッキンガム宮殿で女王即位50周年ライヴを行なう

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6月3日(月)、Paul McCartneyがエリザベスII世女王の即位50周年を祝ってロンドンのParty At The Palaceでコンサートを行なった。McCartneyは豪華コーラスを率いてBeatlesのクラシック“Hey Jude”“All You Need Is Love”を演奏、バッキンガム宮殿に集まった観衆を湧かせた。また、ちょっとしたおふざけで『Abbey Road』のラストナンバー“Her Majesty”をプレイし、“Her Majesty's a pretty nice girl/but she doesn't have a lot to say(女王陛下はとても素敵な女性/でも口数は少ない)”と歌い出す場面もあった。

この祝賀コンサートは期待通りQueenのギタリスト、Brian Mayによる“God Save The Queen”で始まり、宮殿の屋上からこの曲を演奏した彼は、その後ドラマーのRoger Taylor、英国のポップスターWill Youngらと共に“Radio Ga Ga”“We Will Rock You”“We Are The Champions”“Bohemian Rhapsody”を披露した。

Ozzy Osbourneは、ホストのLenny Henryがまだ彼の紹介を終えないうちに突然ステージに飛び出してショウをさらおうとした。BBCによれば、Henryは「まず最初に君をきちんと紹介しないといけないんだ」と言い、Osbourneはそれに「あぁ、ごめんよ、Henry」と答え、ステージで暴れるのをやめたという。それからのOsbourneは行儀がよくなり、彼は“Paranoid”の演奏後、「God save the Queen(女王陛下万歳)。みんな愛してるよ」とさえ語った。

このショウではまた、Beach BoysBrian WilsonEric ClaptonCorrsらによる一度限りのコラボレーションも見られた。

他の参加アーティストはElton John、KinksのRay Davies、Rod StewartSteve WinwoodPhil CollinsJoe Cocker、Tom Jones、Annie Lennox、Cliff Richard、Bryan Adamsなど。

コンサートの模様は6月9日(日)午後9時(米東部標準時)からVH1で放送される。ホスト役を務めるのはSharon Osbourne。

Bruce Simon, New York (C)LAUNCH.com
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