“洋楽買いつけ”大特集【Moraダウンロードの仕方】

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邦楽、洋楽などさまざまな楽曲がデジタルオーディオデータとして集められているオンライン音楽配信サイトのMora。ダウンロードした楽曲データはパソコンで再生できるほか、今流行りのポータブルプレイヤーでも楽しめる。いつでも聴いていたいお気に入りの曲をMoraで探してみよう。CDショップでは見つかりにくい旧譜や、もしかしたら廃盤の曲も見つかるかもしれない。Moraを活用して、音楽ライブラリをどんどん充実させよう。まず、ここではMoraで楽曲をダウンロードする方法を紹介しよう。



(1) 再生ソフトをダウンロード
(2) 楽曲を探す
(3) 試聴する
(4) 購入手続き
(5) 楽曲ダウンロード




▲Moraのメイン画面左に、再生ソフトへのリンクがある。これをクリックして、ソフトのダウンロードへGO!
Moraでダウンロードした楽曲データを再生するには、無料で配布されている専用の再生ソフトが必要。これをインストールしておけばよい。購入したデータを再生するだけでなく、購入前の試聴にも使えるし、データをダウンロードする時にも使うので、必ずこのソフトをインストールしておこう。
▲Moraで使用する再生ソフトは「MAGIQLIP2」。旧バージョンでは正しく動作しないことがあるから、すでにソフトを持っている人も、バージョンを確認して最新版を手に入れよう。
手順は簡単。画面左側にある「試聴・ダウンロードソフト」の「プレーヤーを入手」をクリックしよう。あとは画面の指示に従って「MAGIQLIP2」というソフトをダウンロードし、インストールしておこう。








▲Moraでは、日替わりで注目アーティストが表示される。ここから選ぶのもいい。
では聴きたい曲をMoraで探してみよう。Moraの画面上部には、「邦楽」「洋楽」「インディーズ」などのジャンルが表示されている。まずは聴きたい曲のジャンルを選ぼう。ジャンルを選択すると「注目アーティスト」が表示される。お目当てのアーティストがあれば、迷わずクリック。注目アーティストは毎日更新されているので、時々のぞいてみるといいだろう。
▲ジャンルサーチでは、詳細なジャンルから選ぶことができる。
「注目アーティスト」にお目当てのアーティストがなくても大丈夫。その下にある「ジャンルサーチ」をクリックすれば、「男性ソロボーカル」。「ソウル/R&B」といった細かいジャンルが表示され、そこから選ぶことができる。
お目当てのアーティストが決まっている場合は、「アーティストサーチ」がもっとも手っ取り早い。アーティスト名の頭文字から探すことができるので、素早く目的のアーティストにたどり着くことができるだろう。



▲曲目リストにあるスピーカーのボタンをクリックすると、自動的にソフトが起動して、曲の中身を試聴できる。
お目当てのアーティストのページにたどり着いたら、ダウンロードする前に、楽曲を試聴してみよう。タイトルがうろ覚えだったりすると、まったく別の曲をダウンロードしてしまうことだってあるかもしれない。試聴は、曲名のリストの右側にあるスピーカーの形のボタンをクリックするだけ。再生ソフトが正しくインストールされていれば、自動的にソフトが起動して再生が始まる。試聴できるのは30秒程度だが、曲の内容を確認するには十分だ。





▲購入する曲を確認してから「支払い手続きへ進む」をクリック。さらにほかの曲も購入するなら「お買い物を続ける」をクリック。
購入する曲が決まったら、その曲をカートに入れよう。リストの右側にあるチェックボックスにチェックを入れ、「カートに追加」ボタンをクリックするだけだ。ショッピングカートの画面が表示されるので、ここでカートに入っている曲を確認し、OKなら支払い手続きへ進む。
メールアドレスを間違えないよう気をつけて記入しよう。あとは支払方法を選択する。クレジットカードを使う場合は、カード番号その他を入力する。メールアドレスやカード番号などをいちいち入力するのが面倒だという人は、会員登録しておくことをオススメする。アドレスやカード番号を登録しておけば、その後はIDとパスワードを入れるだけで簡単に買い物ができるようになる。今後もMoraを利用するつもりなら、ぜひ会員登録しておこう。会員登録した場合は、買い物の前に、画面右上の「ログイン」ボタンをクリックしてログインしておくことを忘れずに。



▲購入する曲を確認してから「支払い手続きへ進む」をクリック。さらにほかの曲も購入するなら「お買い物を続ける」をクリック。

購入手続きがすべて終了すると、画面に「ダウンロード」ボタンが表示される。再生ソフトが正しくインストールされていれば、このボタンをクリックすると自動的にソフトが起動し、ダウンロードが始まる。これで購入手順は終了。購入した曲を早速再生ソフトで聴いてみよう。








音楽ファンにとって手放せない存在なのが、常に音楽を持ち歩いて楽しめるポータブルプレイヤー。今年の夏には、あのウォークマンにもハードディスク内蔵タイプが登場して、熱い視線を集めている。そして今話題なのはi-Pod。独特のキュートなデザインで、登場以来一番人気をキープしている。またどちらもハードディスク内蔵とは思えないコンパクトさで、気軽に音楽を持ち歩くことができる。このほかにも、たくさんの魅力的なプレイヤーが続々と登場してきている。


▲ネットワークウォークマン NW-HD2
20GB HDD内蔵モデル
このように非常に便利なメモリオーディオプレイヤーだが、Moraなどのオンライン音楽配信サイトから購入した音楽を楽しむには、注意することがある。それは対応する楽曲データのフォーマットだ。デジタルの音楽データには、MP3やWMA、AAC、ATRAC3などたくさんの種類のフォーマットがあるが、プレイヤーによって使えるフォーマットが違うのだ。プレイヤーが対応するフォーマットでなければ、せっかく購入した楽曲データも持ち運んで楽しめない。これからプレイヤーを購入するなら、そのことも頭に入れて選ぶといいだろう。
▲i-mode SO506iC
さらに、音楽データには著作権保護のためのプロテクトがかけられていることがある。プロテクトされたデータは、別のパソコンにコピーしたりできないし、同じ著作権保護に対応していないプレイヤーには書き込めない。不便なようだが、著作者の権利を護るためなので、これは仕方がないことだ。
Moraについて見てみると、楽曲データはATRAC3というフォーマット、そしてOpenMGという著作権保護技術が使われている。したがって、この両方に対応するプレイヤーなら、購入した音楽を楽しめるわけだ。残念ながらi-Podをはじめ、多くのMP3プレイヤーはどちらも非対応なのでMoraの音楽を再生することはできない。とはいえ、ネットワークウォークマンから携帯電話まで、Moraのデータに対応する製品は、けっこう数多く用意されている。対応プレイヤーについて詳しくはMoraのサイトの“対応音楽プレーヤー”のコーナーで。

Moraをとことん楽しみたいなら、こういったプレイヤーがあるといいだろう。Moraでは24時間、いつでも気に入った音楽を入手できるし、それをポータブルプレイヤーでどこでも楽しめる。音楽がもっと身近で楽しいものになるに違いない。

文●田澤 仁


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