クイーン・ラティファ、改造タクシードライバーに扮して爆走中

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クイーン・ラティファがスピード狂のタクシードライバーを演じる映画『TAXI NY』が全国公開中だ。リュック・ベッソン製作で大ヒットしたフランス版『TAXi』シリーズのハリウッドリメイクで、今回もベッソン自身がプロデュースと原案を担当。イエローキャブを改造したスーパーカーを操る女ドライバーが、ドジな刑事とコンビを組んで美女強盗団を追うという単純明快なストーリーだが、マシンガントークのラティファと、『サタデー・ナイト・ライヴ』の看板スター、ジミー・ファロンの掛け合いが絶妙で、理屈抜きに楽しめる。まるで漫才のような2人のセリフの応酬の中には、例えば、「誰にでも欠点はあるだろ? ホイットニー・ヒューストンにはボビー・ブラウンとか…」といった笑える(笑えない?)音楽ネタもちらほら。実際にラティファとジミーは撮影前、共通する音楽の話題で絆を深め合ったという。

音楽といえば、オープニングを飾るビヨンセの「クレイジー・イン・ラヴ」をはじめ、バスタ・ライムズ、アリシア・キーズ、ブラック・アイド・ピーズから、アヴェレージ・ホワイト・バンド、ナタリー・コールまで、ブラック系のサウンドが次々に流れるサントラの選曲もお見事。それもそのはず、監督のティム・ストーリーは、高校時代からラップにのめりこみ、アイスTのラップシンジケートでラッパーとしてステージに立ったこともあるとか。日本では劇場公開されなかったが、アイス・キューブ主演でアメリカでは大ヒットした『Barbershop』や、続編の『Barbershop 2: Back in Business』を手掛けたのもストーリー監督だ。続編にはクイーン・ラティファも出演していて、新たに彼女を主役据えたスピンオフ作『Beautyshop』も製作されている。

なお、ラティファは来月行なわれるグラミー賞授賞式で、司会を務めることが決まった。ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム部門にもノミネートされており、ライヴパフォーマンスも披露することになっている。

原 令美/イーフィールズ
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