カニエ・ウェスト、未発表音源を巡る裁判で対抗訴訟

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カニエ・ウェストが起こした彼自身の未発表音源のリリース中止を求めた訴訟に対して、今度は原告側のプロデューサーが対抗してカニエ・ウェストを訴えたと、AllHipHop.comが報じている。

カニエ・ウェストを訴えたのはシカゴのDJ/プロデューサー、エリック“E・スムース”ミラーで、カニエ・ウェストが要求した未発表音源の販売差し止めによって被害を受けたとして、損害賠償金として1,048万5千ドル(約12億円)とカニエ・ウェストの同意無しに音源を使用する権利を求めている。

問題になっている未発表音源はカニエ・ウェストが18歳の時にレコーディングされたもので、8曲のヴォーカル入りの曲と2つのインストゥルメンタル・トラックを含んでいる。エリック“E・スムース”ミラーは彼自身のレーベルであるフォーカス・ミュージック・グループがこの未発表音源のマスター・テープを所有することに関して、カニエ・ウェストが合意していたと主張している。

関連ニュースとしては、今週発表されたビルボードのシングル・チャート、ビルボード200にてカニエ・ウェストのシングル「Gold Digger」が10週目となる第1位を獲得した。今年リリースされたシングルとしては、14週間第1位にチャートインしたマライア・キャリーの「We Belong Together」に次ぐ記録となる。

K.Omae, LA
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